2020.08.03
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レゴエデュケーション® SPIKE™ プライム

小学校高学年~中学校で使えるプログラミング教材を紹介します。

●製品紹介

『レゴ®エデュケーション SPIKE™ プライム』とは?

SPIKE™ プライムは小学校高学年から中学校でのプログラミング学習を身近にするSTEAM教材だ。さらに、SPIKEプライムにはインターネットのクラウド情報を活用したIoTを使ったプログラミングを活用できる機能がある。

SPIKE™ プライムの基本セットには、レゴ®テクニックパーツが500個以上、高精度なセンサーやスピーカーも付属している。楽しいロボットや動く装置など、子どもたちの自由な創造力を生かした取り組みができる。

学習指導要領に対応した豊富なレッスンプランも特徴のひとつ。モデルの制作やプログラミングなど、学年や単元に合わせてカリキュラムに取り入れやすい。理科や算数、社会科、音楽、総合などの教科での活用が想定される。多彩なブロックやSPIKE アプリを通して、設計と開発、社会とロボット、生活の中の技術など実社会につながる学びを深めることができる。

●実践事例

相模原市立清新中学校 「農業問題を解決するロボットを開発しよう」

新学習指導要領に沿って開発された授業案(全8時間)の5時間目の授業で、カラーセンサーや距離センサーに加え、SPIKE™ プライムの専用アプリを通じて入手できるインターネット上(クラウドベース)の天気予報データを利用し、適した色のトマトを、適した位置で、適した天候時に収穫するロボットを開発する内容の授業が神奈川県相模原市立清新中学校で展開された。身近な題材から自身で課題を考え、改善するプロセスや導きも反映されている。中学校におけるプログラミングの実践や、IoTデータを活用した学習の事例としてレゴエデュケーションのサイト事例詳細:収穫作業を自動化するロボットを作ってみようにて公開している。

本授業を担当した須藤先生からSPIKE™ プライムの活用方法や可能性をうかがうことができた。以下、インタビューを紹介する。

SPIKE™ プライムを手にしたときの印象はどうですか。

SPIKE™ プライムアプリは使いやすいデザインで、学習プログラムが用意されていたので、センサーやアクチュエータについても簡単に把握することができました。

また、クラウドデータが活用できるところが魅力的です。中学校の技術の授業でも常にネットワークやIoTは意識していますので、授業に取り入れることができるのはいいですね。

ブロックの組み立てやセンサーの取り扱いに難しさを感じることはありましたか。

組み立て図も分かりやすく、パーツのサイズも大きいので、生徒たちはすぐにロボットを組み立てることができました。パーツが複雑だと、授業の目的とは関係のないところに生徒の集中力や時間が取られてしまうので、仕組みが簡易的なのはいいですね。

中学校の授業で活用してみていかがでしたか?

ほかの学習や教科にも応用できると思います。技術で歯車(ギア)の仕組みを学ぶときに、SPIKE™プライムを使ってモーターを回転させて力が伝わる仕組みを作っても面白そうです。理科の運動とエネルギーの授業にも活かせそうなイメージを持てました。LEDライトやプログラムで「表現する」という点で美術にも向いているかもしれません。小学校ではいろいろな教科に利用しているので、中学校でも参考にしていきたいです。

製品紹介動画
動画1:レゴエデュケーション SPIKE™ プライム
動画2:ハードウェアの紹介:ハブ
動画3:ハードウェアの紹介:モーター
動画4:ハードウェアの紹介:センサー

チュートリアル動画
動画1:箱を開けて使ってみよう~利用開始編
動画2:モーターを動かしてみよう~基礎編
動画3:モーターを動かしてみよう~応用編
動画4:距離センサーを制御してみよう

文・画像:レゴエデュケーション

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