『「深い学び」を支える学級はコーチングでつくる』
新刊『「深い学び」を支える学級はコーチングでつくる』(片山紀子 編著、若松俊介 著、ミネルヴァ書房 刊)をご紹介します。
アクティブラーニングができる学級づくりを目指す
アクティブラーニングに求められる学級づくりを、3つのコーチングステップで読みやすく解説。実践しやすい学級づくりを紹介します。
【本書の章立て】
目次
はじめに
プロローグ アクティブラーニングにはほど遠い先生
【理論編】なぜアクティブラーニングなのか
第1章 これからの時代の学級づくり
第2章 アクティブラーニングの成立する学級とは
【実践編】アクティブラーニングを始めてみよう
第3章 苦い経験──大切なことは子どもたちが教えてくれた
第4章 アクティブラーニングができる学級は、子どもが起点
第5章 アクティブラーニングが成立する学級を3つのコーチングステップでつくる
第6章 子どもに気づきを与えるコーチングステップ1
第7章 子どものトラブルを活かすコーチングステップ2
第8章 教師が消えるコーチングステップ3
エピローグ 子どもを起点にすることができる教師がこれからの教師
おわりに
【おすすめポイント】
アクティブラーニング型の授業は、授業にだけ着目していては教員の負担が増えるばかりで実現は難しくなります。授業を行う土台が学級であるのと同じように、アクティブラーニング型の授業は、アクティブラーニング型の学級経営を行うことによって初めて成り立ちます。
では、アクティブラーニング型の学級経営とはどのようなもので、子ども達の前に立つ先生方は何をどう進めればよいのでしょうか。本書では、アクティブラーニング型の学級をどのように作っていけばよいのかについて、3つのステップ(1.子どもに気づきを 2.トラブルを活かす 3.教師が消える)に分けて、コーチングの視点や、小学校教員である若松先生の実際の教室での失敗なども交えながら、わかりやすく解説しています。
カリスマでも達人でもない教師の姿が薄れても成り立つ学級経営、教師がコントロールしなくても「話し合える」「悩み合える」「学び合える」学級づくりを目指しています。
片山紀子 編著
若松俊介 著
価格: 1800円+税
四六判 196ページ
文・構成:ミネルヴァ書房
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