2007.11.26
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めざせとび箱名人!

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 11月5日に本校の第2目の体育科授業研究会が行われました。今回は3年生の「とび箱」の授業です。友達同士で教え合ったり、励まし合ったりしながらみんなが「支持とびこし」ができることをめざしました。自分たちで練習の場を工夫したり、上手なとび方の見本をみたりしながらめあてに向かってがんばっていました。

 授業者のS先生はいつも明るく、毎日のように児童と校庭で遊んでいます。運動会の練習が行われていたときには、練習用のラインを引いている私の姿をみて真っ先に手伝いに来てくれました。体育的な行事でもいろんな仕事を引き受けてくださる先生で、私が頼りにしている先生の一人です。今回の授業では、児童一人ひとりが活躍できる授業展開を考えたり、パソコンやデジカメを利用したりと先進的な試みをしてくださいました。

 授業ではまず、「ぐんぐんタイム」「慣れの運動」でとび箱の基礎となる動きの練習が行われました。「かえるの足うち」や「馬とび」そして「とび箱を使ったジャンプ」などを行いました。指導をいただいた教育委員会の先生からは、このような基本になる運動を繰り返し行うことは高学年で様々な技に取り組む上での基礎としてとても大切だというご指導をいただきました。慣れの運動の後はいよいよとび箱に挑戦です。目標として設定した段数と気をつけるポイントが同じ仲間とグループになって練習を行いました。手をつく位置やふみ切る位置をテープで目印をつけて、それを目安に挑戦しました。「この辺りに手をつけば跳べそうだぞ!」と自信を持って取り組む姿が印象的でした。

 研究主任として今回の授業で学んだことは、とび箱をうまくとび越すポイントを教師の方から一方的に提示するだけではなく、児童に発見させるような工夫をすることは児童の思考力や意欲を高めるために有効であるということでした。S先生は児童が発見したことを『発見カード』に書かせて、それを掲示していつでもみられるようにしていました。『発見カード』には「友達がとび箱の前の方に手をついていたので同じようにやってみたらとびこせました!」というような発見がたくさん書いてありました。

この授業の成果を生かし、ぜひ次の実践につなげていきたいと思います。次回は保護者を対象に1年・4年・6年が授業公開をします。保護者の皆様に鈴谷小の体育授業の取り組みをみていただきたいと思っています。

本校のホームページに課題研究の取り組みや体育行事の様子などを載せております。ぜひご覧下さい。
http://suzuya-e.saitama-city.ed.jp/
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菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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