2007.10.15
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

なわとびで体力向上!

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 「すごい!3重とびなんてはじめてみた。」「ダブルダッチってかっこいいね!」鈴谷小で今TVやCMで話題の「縄☆レンジャー」のジャンプスクールが行われました。

 本校では昨年度より「児童の体力向上」を学校課題に掲げ、授業改善などの研究を行っています。鈴谷小はさいたま市の中央部に位置し、どちらかというと都市部に入ります。そのため、地域にあまり遊ぶ場もなく積極的に外遊びをしない子どもが増えているように感じていました。また、毎年行われる「新体力テスト」の結果では、さいたま市の平均と比較して(全国・埼玉県の記録と比べても)、半分以上の種目で記録が下回ってしまっていました。

 そんな現状を打開し、子どもたちがいきいきと進んで体力向上に取り組めるようにしていきたいという思いで研究をスタートさせました。今年度の最初の仕掛けは子どもたちに「なわとび」のおもしろさを伝えることでした。なわとびは1人で手軽に、少人数でも取り組むことができ、また練習の成果が目に見えて現れるという利点があります。そして、なわとびで培ったリズム感などは体育科の授業で行うさまざまな種目の基礎となります。そのなわとびに本校児童が積極的に取り組むようにしたいと考えました。

 そこで、ゲストとしてお呼びしたのが、様々なテレビ番組やCMで活躍している『縄☆レンジャー』です。なわとび世界チャンピオンを含む5人のすばらしいパフォーマンスに子どもたちの目はくぎ付けになりました。1人で楽しむとび方やみんなで楽しむダブルダッチなど、大変参考になりました。

 公演の中で心に残ったのは、「なわとびに引っかかってしまっても、恥ずかしいと思うのではなくて、そこから新しいポーズなどを考えるチャンスであると思うことが大切だよ」と教えられたことです。なわをクロスさせたり、わざとロープを引っかけて格好良くみせたりするポーズを教えていただきました。

 また、2重とびができるようになるためには、前とびを30秒間で70回とべるようになる必要があるということを具体的に説明していただいたことも子どもたちにとって、とても励みになりました。30秒間で110回も跳べる子がでてきました。

 公演の後には職員を対象にした研修会も開いていただきました。まずは職員がなわとびのおもしろさを感じることが、児童に教えるに当たっては大切であると感じました。今、体育朝会や児童委員会主催などでなわとびに取り組んでいます。縄☆レンジャーさんの教えを生かしてこれからも児童がなわとび好きになるように指導していきたいと考えています。
P5310079_s.jpgP5310100_s.jpgP5310135_s.jpg

菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

同じテーマの執筆者
  • 関田 聖和

    兵庫県神戸市立桜の宮小学校 特別支援教育士スーパーバイザー(S.E.N.S-SV)

  • 若松 俊介

    京都教育大学附属桃山小学校 教諭

  • 杉尾 誠

    大阪府公立小学校 主幹教諭・大阪府小学校国語科教育研究会 研究部長

  • 笠原 三義

    戸田市立戸田第二小学校 教諭・日本授業UD学会埼玉支部代表

  • 熊井 直子

    小平市立小平第五中学校 主幹教諭

  • 羽渕 弘毅

    兵庫県公立小学校 教諭

  • 川上 健治

    明石市立錦が丘小学校 教諭

  • 山本 裕貴

    市原市立八幡小学校教諭 木更津技法研所属

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop