今回は、徒然なるままに書いてみたいと思います。
先日、本校で研究開発しているメディア・コミュニケーション科の校内研がありました。
6年生の子どもたちが、校内ネットワークを使ったやり取りの仕方について学習をしました。
これからの時代、コミュニケーションの幅はどんどん広がってきているのだなと実感しました。
ネットワークも含めて、お互いにどのようにつながっていくのか、
そこにどのような相手意識を持つことができるのか、
ということが大切になってくるんだなと思いました。
はっきり言って今の子どもたちはネットワークの中で繋がることができるのが当たり前ですよね。
私が小学校の時は「インターネットっていうすごいものがある。」とのことで、
わざわざインターネットができるところまで行って何か調べた記憶があります。(授業で)
好きなゲームキャラの画像を検索しようとしたけど、
その画像が表示されるまでに何分も時間がかかったことを今でも覚えています。
ポケベルがあったけど、あまりうまく使えなかった記憶も・・。
ネットワークが整備されることによって子どもたちのやり取りの手段がさらに増えてきています。
相手に何をどう伝えるかと言うことの選択肢が増えてきているからこそ、
どんな時にどんな手段が必要なのかということを見極める力が更に必要になってくるでしょう。
そのために、今の子どもたちの「未来」に向けてどんな力をつけていかなければいけないのかなぁと。
はっきり言って私たちが習ってきてないことだから教える事は難しい。(面白いけど)
時代は今どういう風に流れているのかってことを知らないといけないし、
そのためにどう系統的に指導していくのかということを
各教科とのつながりも踏まえてどんどん見つけていかなければならないなぁと思っています。
現在この原稿もスマホの音声認識を使って書いています。
結構思ったよりも早く書けることに驚きだし、後は少しパソコンで修正すればすぐにできる。
昔はキーボードを使ってタイピング練習をした覚えがあるけど、
もう今の子はフリック入力や音声入力のほうが当たり前になるんですね。
学級の子のフリック入力の速さには驚かされています。
もしかしたらこれからもっと早い入力方法が出てくるかもしれない。
だからこそ知らないと怖いことっていっぱあるなぁと思いました。
時代にどんどん敏感になっていかないと、子どもたちの学習をデザインしていけませんね。
メディア・コミュニケーション科で考えた授業実践も、
3年経つともう古いものになってきてしまっているなと感じています。
時代の進化に置いて行かれないように頑張って学んでいきたいと思います。

若松 俊介(わかまつ しゅんすけ)
京都教育大学附属桃山小学校 教諭
「子どもが生きる」授業を目指して、日々子どもたちと共に学んでいます。子どもたちに教えてもらった大切なことを、読者の皆様と共有していければ幸いです。国語教師竹の会所属。
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