2015.04.29
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教員の自主研修会

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 以前勤務していた学校で教員同士の情報交換や悩み相談、そして各分野で活躍されている先生方を招いた勉強会などを行う教員の自主研修会を企画しようとしたことがあります。私自身も苦手としている水泳指導がお得意な先生に来ていただき、水泳指導のポイントを教えていただいたり、算数の第一人者の先生に来ていただき算数指導のポイントについてご指導いただいたりしたこともありました。

 

 しかしながら、日々の忙しい仕事の中で夕方に自主研修会を行うのはなかなか難しく、数回の活動で途切れてしまいました。その後、勤務した学校では自主研修会を企画する機会はなかったのですが、いつかまた教員同士のつながりを強めるためにも、お互いに研鑽できるようにするために自主研修会を企画してみたいと考えていました。

 

 この4月に現在の勤務校に赴任すると、若い先生方を中心に月に1回の自主研修会が発足していました。会の名前は「レッツ!トゥギャザー!」です。大変親しみやすくみんなが参加したくなるようなネーミングです。4月最初に研修会の発足会がありました。教員がお互いに自己紹介をし合い、今取り組んでいる活動などについて紹介し合いました。そして、この1年間、お互いに情報交換をしたり悩みなどを相談し合ったりしていこうということになりました。私自身、このような会をぜひやりたいと考えていたので、大変うれしい気持ちになりました。

 

 そして、その第1回目の研修会で私が話をすることになりました。内容は、ここ数年私が重点的に取り組んでいる「NIE(教育に新聞を)」と「辞書引き学習」についてです。会を企画する方が、私の実践に興味をもってくださりお声をかけてくださいました。がんばって話をしたいと考えています。

 

 ただ、これまでの経験から、単なる実践発表では参加している先生方の興味関心を得られないと考えています。そこで、以下のような活動を考えました。

 

(1)先生方に新聞を手に取っていただき、活用できそうな記事を見つけて1分間プレゼンをする。

 学校の若い先生の中には新聞を購読していない方もいらっしゃいます。そこで、新聞に興味をもっていただくために、新聞の中から授業で使えると思う記事を見つけていただきたいと考えています。

 

(2)気になった記事に付箋を貼る活動を行う。

私の実践する辞書引き学習では、辞書の中から知っている言葉を見つけて、その印としてふせんを貼り付けます。このふせんが、自分の学習の証であり、その成果が目に見えるようになります。自分ががんばった成果が目に見えると児童は大変やる気を出します。先生方にもその体験をしてもらうべく、新聞に気になる記事や知っている内容の記事があったらふせんを貼るという経験をしてもらおうと考えています。

 

NIEや辞書引き学習に少しでも関心をもってもらえるように、活動を取り入れながら解説をしていきたいと考えています。そして、私自身もこの自主研修会で、たくさんの先生方の実践を学び、自分の教育活動に生かしていきたいと考えています。

菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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