いよいよ年度末。
新年度の展望も見据えながらも,目の前の子どもたちへ,
最後の最後まで,学習の定着を図っています。
学校内も年度末と新年度の準備ということで,
もっているだけで「ぱわぁあっぷ」するグッズの紹介です。
ロング黒板消し(写真左)
文字通り,長い黒板消しです。
正式名称は,ラーフルと言います。
板書を横に消すと,この長いラーフルですと,
3回で消せます(笑)
初めて子どもに見せた時も,
「大きい!」
とびっくりします。年度当初なら,
「プロは,道具にもこだわるのだよ。」
なんて,子どもたちに話すのも,ありかな。
蛍光チョーク
詳しい内容は,
こちらに以前,まとめました。
個人的には,蛍光オレンジが気に入っています。よく目立ちますし,
使いやすい印象をもっています。4色入りが,お勧めです。
指導用定規60cm(写真中)
指導用の1mものさしや三角定規などで,板書の線を引いていたのですが,
こちらに変えてからは,子どもたちも使うようになりました。
何よりも軽い!
きっかけは,以前の学校で,折れていた指導用1mものさしを加工したものを
見て,欲しい!と思ったことです。リサイクルもありですね。
宛名シール(写真右)
宛名シールです。タックシールとも言います。
以前わたしは,配布物などを集める時に,名簿を使って,
一人ひとりチェックをしていました。時間がかかります。
初任の時に,ベテランの先生が,ノートに色の丸シールを
貼って,分けていたのを見ました。そこで……。
・出席番号を5人ごとにグループを作る。
(特に子どもに伝える必要無し)
・5人1グループにして,色を割り振る。
(わたしは,虹色をベースに,赤からスタートし,紫で終えています。)
・宛名シールに,出席番号,名前,その背景に決めた色を印刷して,ノートやドリルなど,
集めてチェックするものに貼る。
こうすることで,提出されたノート類をまずは,色ごとにそろえるのです。
各色5冊あれば,提出は100%。5冊に満たない色だけを見て,あとは,誰かを探せば良いのです。
各教科のノート,連絡帳,漢字・計算ドリル,音読カード……様々なものに貼っておきます。
1,2週間もすれば,出席順なんて覚えてしまいます。
授業中に回収する時も,
「色ごとに集めておいで。」
と伝えると,集まります。出席番号に並べる必要がある時も,あっという間です。
これは,ジャストシステムのラベルマイティ プレミアムというソフトで作ると,
簡単です。
鉄板ネタ
これらは,わたしの鉄板の中の鉄板ネタです。
そしてこれに,個別の指導計画ファイル が加わります。
セミナーに顔を出している時に,声をかけてくだされば,
使用感を伝えてもらう条件で,配布します。
今年度の残りの日々……。
最後はきっと,笑顔になれます! 踏ん張りましょう!
よろしくお願い致します。
関田 聖和(せきだ きよかず)
兵庫県神戸市立桜の宮小学校 特別支援教育士スーパーバイザー(S.E.N.S-SV)
主な単著:『楽しく学んで国語力アップ!「楽習」授業ネタ&ツール』(明治図書)、『新学期から取り組もう!専手必笑 気になる子への60の手立て』(喜楽研)、『専手必笑!インクルーシブ教育の基礎・基本と学級づくり・授業づくり』(黎明書房)、国語・算数が苦手な子どもへの個別支援プリントシリーズ(全10冊:清風堂)
その他、特別支援教育すきまスキル(明治図書)等共著多数。
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