2013.06.14
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

1年生から新聞活用

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 今年度は1年生の担任をしています。5月の終わりになりようやくペースがつかめてきました。これから1年生でもNIEを進めて行きたいと思っています。低学年では新聞の活用がしにくいとよく言われます。以前、参加した研修会で、先生方から、

 

「新聞の指導は難しい」

「新聞作りは時間がかかり過ぎる」

「子どもたちがあまり新聞を作りたがらない」

 

というお声をいただいたことがありました。これらの意見をお聞きして、新聞作りが言語活動例として例示される中学年よりも以前から新聞作りの基礎を学習させる必要があるということや、新聞作りの仕方や新聞の魅力をきちんと子どもたちに伝える必要があることを感じました。低学年でも新聞を活用した実践を行い、そのよさを提案していきたいと考えています。

 

 

  低学年での新聞作りのスタートは、まず絵日記風の新聞作りから始めることにしました。学校探検や学区探検で発見したことを絵日記のような新聞にまとめました。たくさんの先生たちに会いに行ったことや、学区のバラ園さんを訪ねたことなどを題材に新聞作りを行いました。しかし、まだ1年生はひらがなを学習中なので、大まかに次の事柄だけを盛り込みました。

 

・新聞見出し(○○せんせいにあいにいったよ など)

・先生たちと会っている絵

・絵の説明(ほけんしつであったよ など)

 

子どもたちはまだ新聞に触れて間もないのですが、実際の新聞を見せると写真がたくさん使われていることや、活字の大きさが違うことにすぐ気がつきました。その気づきをすかさず新聞作りに生かすようにしました。

 

  子どもたちは、

 

「○○せんせい、かっこよかったよ!」

「ほけんしつ、たくさんのものがあったよ」

「こうちょうせんせい、やさしかったよ」

 

など、見出しを自分なりに工夫していました。これからも生活科を中心に新聞作りを続けて行きたいと思います。そして、2学期からグループで3~4つの記事がある新聞作りにもチャレンジさせていきたいと考えています。

 

 今から活動が楽しみになってきました。がんばっていきたいと思います。

菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

同じテーマの執筆者
  • 関田 聖和

    兵庫県神戸市立桜の宮小学校 特別支援教育士スーパーバイザー(S.E.N.S-SV)

  • 若松 俊介

    京都教育大学附属桃山小学校 教諭

  • 杉尾 誠

    大阪府公立小学校 主幹教諭・大阪府小学校国語科教育研究会 研究部長

  • 笠原 三義

    戸田市立戸田第二小学校 教諭・日本授業UD学会埼玉支部代表

  • 熊井 直子

    小平市立小平第五中学校 主幹教諭

  • 羽渕 弘毅

    兵庫県公立小学校 教諭

  • 川上 健治

    明石市立錦が丘小学校 教諭

  • 山本 裕貴

    市原市立八幡小学校教諭 木更津技法研所属

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop