2013.03.27
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平成24年度,お疲れ様でした。そして,平成25年度へ

兵庫県神戸市立桜の宮小学校 特別支援教育士スーパーバイザー(S.E.N.S-SV) 関田 聖和

 今年度最終稿になります。

本校は,22日が卒業式,25日が修了式でした。

 今年度の卒業生は,2年生で学級担任をした学年だけに,

大きくなったなあって,実感しました。

そして,まだまだ,心も体も,大きくなって欲しいと願っています。

 今回は,少し若手向けへの発信となります。

お茶でも飲みながら,ゆるりとお読みください。

 

新年度へ向けて 

 一歩,足を職員室へ……。卒業式,修了式と以前から同時並行で,

次年度の準備が始まっています。

年度末に行った,新年度にむけての会議を通して,新年度計画案を立てています。

そこでよく出てきた言葉は,

「新しいことを取り組むならば,その分,
 今までのものを縮小,ないし,捨てなければならない」


ということです。

 一年間,全力で学校,学級運営してきたのですから,

そこに新しいことを……となると,さらに上乗せすることになります。

そうすると,その取組分,あふれます。

若い頃は,このことになかなか気づきませんでした。
 

 

こんな学級にしたい!

 春休みに入ると,一年間の学級の振り返りをするでしょう。

振り返りの時には,

・反省
・成果


の2つが出てくるでしょう。その際に,

・どうしてそうなったのか

という視点も大切です。忘れないために,書き出すこともいいですね。
 

反省や成果を「ぱわぁあっぷ」

 反省や成果を整理したあと,

次年度の学級では,こうするぞ!

という意欲が湧いてくるかも知れません。

 そこで先述した言葉をもう一度……。

「新しいことを取り組むならば,その分,
 今までのものを縮小,ないし,捨てなければならない」


ということです。

 5年,10年立てば,経験年数分,取り組むことができることが

増えてくるでしょう。それはそれでいいのです。

 しかし新しい取組を取り入れたときには,反省点の中から,

思い切ってやめる勇気が必要なのです。

 そして全体を「ぱわぁあっぷ」!

次の一年間を

楽しい「笑学校」生活を「楽書き」で「楽習」

できればと願います。

 異動される先生,新しい出会いに何かヒントをという先生方は,

小四教育技術(2013年4月号)をご覧ください(笑)

少しばかり掲載してもらっています。
 

 

新しい取組と新しい視点を学ぶ

 毎年神戸にて,先生たち中心の学びの場をセッティングしています。
 

http://kokucheese.com/event/index/67469/
2013春 教材・授業開発研究所 in 兵庫
 

です。
 

 関西国際大学の中尾繁樹先生
 「ほめ言葉のシャワー」の菊池省三先生


のお二人を講師に,セミナーを行います。もうスタッフを入れて

100名を超えるセミナーになっています。わたしは,ここで

新たな視点と取組を学びます。

 もしよろしければ,お声をかけてくださいね。

関田 聖和(せきだ きよかず)

兵庫県神戸市立桜の宮小学校 特別支援教育士スーパーバイザー(S.E.N.S-SV)
主な単著:『楽しく学んで国語力アップ!「楽習」授業ネタ&ツール』(明治図書)、『新学期から取り組もう!専手必笑 気になる子への60の手立て』(喜楽研)、『専手必笑!インクルーシブ教育の基礎・基本と学級づくり・授業づくり』(黎明書房)、国語・算数が苦手な子どもへの個別支援プリントシリーズ(全10冊:清風堂)
その他、特別支援教育すきまスキル(明治図書)等共著多数。

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