2010.09.13
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『看護学校の先生方の学びから』

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 夏休み中に、千葉大学特命教授、鈴木敏恵先生の助手として埼玉県の看護教員現任研修会に参加しました。鈴木先生は未来教育クリエイターとして、学校教育や医療の世界などを対象に「プロジェクト学習」や「ポートフォリオ」について指導されています。私自身も鈴木先生から様々な事を学び、授業に生かしてきました。

(鈴木敏恵先生について詳しくは下記のページをご覧下さい。)
http://www.suzuki-toshie.net/

 今回、埼玉県内の看護学校や専門学校のベテラン教員を対象の研修会が行われました。教員のみなさんが実際にプロジェクト学習を体験しながら、自分の授業にどう導入するかを考えていくという、非常に有意義な研修会でした。
 看護学校の先生方が自分たちのプロジェクト学習体験で掲げたテーマは以下の通りです。

・新人教員が相談しやすい雰囲気のつくり方を提案します。
・教職員会議の時間を短くする方法を提案します。
・職員全員が定時に帰宅できるようにする方法を提案します。
・領域を超えた教員間の情報交換を教員室で効果的に行う方法を提案します。
・教員の関心を高めるために積極的に研修に行きたくなる雰囲気をつくる方法を提案します。
・業務のスリム化を図り、仕事をもちかえらない方法を提案します。
・自分を研くための意欲を継続する方法を提案します。
・会議に同席している人が思っていることを躊躇せずに発言できる方法を提案します。

 これらのテーマに沿って、情報リサーチを行い、調べたことを発表する活動をされていました。どの先生も自分の学校をもっとよくしたいというねがいのもと懸命に活動をされていました。テーマの中で特に業務が忙しくて情報交換ができないことや研修意欲を高める必要性などは、小学校や中学校の方とも共通すると感じました。

また、学生さんがなかなか自律的に活動できないことや、基礎的な学力が不足していること、保護者からのクレームがあることなどなど・・・小学校と同じような問題があることが分かりました。そして、入学しても卒業する前に退学してしまう生徒が20%ぐらいいるということにも驚かされました。

この経験を機会に、また看護学校の先生方とも交流ができたらと考えています。小中高校だけでなく、各種専門学校や大学などすべての教員が手を携えて子どもたちの教育に関われたらすばらしいとかんがえています。
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菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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