4年生の『ケータイプロジェクト』(総合)もいよいよ最終授業になりました。これまで、ケータイについて自分で調べたいことを決め、同じ課題をもつ仲間とチームを作り活動に取り組んできました。チームで情報集めに行ったり、集めた情報を生かして新聞をつくってプレゼンをしたりしました。これらの活動を通して児童は大きな力をつけたと感じています。今回の授業では児童の成長したことをみんなで確認する「成長エントリー」の授業を行いました。
まずは、児童に「みんな、成長ってなんだろう?」と発問しました。すると、
「勉強ができるようになったこと」
「分からないことが分かるようになったこと」
「できないことができるようになったこと」
「調べる力がついたこと」
「ケータイについて考えが深まった」
「よいことも悪いことも両方考えるようになった」
など、たくさん挙げられました。そこには目に見える成長もありますが、目に見えない成長もあり、本当に児童は考える力が付いてきたと思います。
成長について全員で確認した後、自分のポートフォリオを見まわしながら自分が成長したと思うところに付箋を貼り、印をつけるようにしました。そして、それをワークシートに書きだしました。また、自分の成長を見つけられた児童は、同じチームの友達が成長したことについて考え、シートに書き、友達に渡しました。友達からシートをもらった児童は大変うれしそうな顔をしていました。
児童のワークシートからは、
「チームで協力してテーマなどが決められるようになった。」
「インターネットから大切なことだけぬきだせるようになった。」
「プレゼンテーションでいらない部分をなくして、短くいうことができた。」
「文字の大きさに注意して記事を書くことができた。」
「自分で何かに向かって調べることができた。」
など、いろいろなものが出てきました。
本当に今回のケータイプロジェクトを通して児童は様々な力をつけることができたと感じています。この力を生かして次の学習もがんばってほしいと考えています。
*写真は児童のポートフォリオと成長エントリーの授業の様子です。
まずは、児童に「みんな、成長ってなんだろう?」と発問しました。すると、
「勉強ができるようになったこと」
「分からないことが分かるようになったこと」
「できないことができるようになったこと」
「調べる力がついたこと」
「ケータイについて考えが深まった」
「よいことも悪いことも両方考えるようになった」
など、たくさん挙げられました。そこには目に見える成長もありますが、目に見えない成長もあり、本当に児童は考える力が付いてきたと思います。
成長について全員で確認した後、自分のポートフォリオを見まわしながら自分が成長したと思うところに付箋を貼り、印をつけるようにしました。そして、それをワークシートに書きだしました。また、自分の成長を見つけられた児童は、同じチームの友達が成長したことについて考え、シートに書き、友達に渡しました。友達からシートをもらった児童は大変うれしそうな顔をしていました。
児童のワークシートからは、
「チームで協力してテーマなどが決められるようになった。」
「インターネットから大切なことだけぬきだせるようになった。」
「プレゼンテーションでいらない部分をなくして、短くいうことができた。」
「文字の大きさに注意して記事を書くことができた。」
「自分で何かに向かって調べることができた。」
など、いろいろなものが出てきました。
本当に今回のケータイプロジェクトを通して児童は様々な力をつけることができたと感じています。この力を生かして次の学習もがんばってほしいと考えています。
*写真は児童のポートフォリオと成長エントリーの授業の様子です。




菊池 健一(きくち けんいち)
さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。
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