2010.02.01
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『発表新聞で練習プレゼン!』

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

4年生の総合で取り組んでいる『ケータイプロジェクト』も、いよいよ発表新聞ができあがりプレゼン準備に入りました。児童がチームに分かれて調べてきたケータイに関する様々なことを発表新聞としてまとめプレゼンに生かします。本時は練習プレゼンに取り組みました。本番のプレゼンに向けて練習を行い、チームごとにお互いにアドバイスをしたりゲストティーチャーから指導を受けます。

今回のゲストティーチャーは学習のはじめに「プロジェクト学習」や「ポートフォリオ」について教えていただいた、千葉大学特命教授の鈴木敏恵先生です。鈴木先生に児童のプレゼンを聞いていただきご指導をいただきました。

児童の発表には、
◇自分にあったデザインの見つけ方
◇お年寄りのためのケータイ会社の見分け方
◇ケータイを安全にだまされないで使う方法
◇ケータイの便利でエコな使い方
◇自分に合うケータイの選び方
◇メールを気持ちよく安全に使う方法
◇ケータイを使いすぎずに正しく使う方法
◇ケータイ会社の特徴
 
など、様々なものがありました。鈴木先生は児童のチーム一つひとつのプレゼンを真剣に聴いて下さり、適切なアドバイスをして下さいました。

『昔のケータイよりも軽くなったといっていたけれど、何グラムぐらいになったかを示すようにしよう。』
『写真や図には必ず説明を入れよう。』
『3倍とあるけれど実際はどのくらいの数なの?』
『ケータイ会社の悪いところというとよくないので、ケータイ会社の一押しという言葉にしてみたら。』
『大切でないところは思い切ってそぎ落とそう。』

など、児童にとってすぐに改善できるアドバイスをいただきました。

 これから、このアドバイスをもとに、さらによいプレゼンになるようにしていきます。そして本番プレゼンにはちがうクラスの仲間や保護者の方、そしてプロの新聞記者の方に聞いていただきます。本番はどんなプレゼンになるか今から楽しみです。

※写真は練習プレゼンの様子・鈴木先生からアドバイスを受けている様子・発表新聞にアドバイスがはられている様子です。
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菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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