2009.08.03
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「すばらしい校長先生との出会いに感謝」

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 先日、元鈴谷小学校校長であるK校長先生の退任祝い・教育功労賞受賞記念パーティーに参加しました。久しぶりにお会いする校長先生のお姿は以前とまったく変わっておらず、小学校長を退任された今も情熱があふれているようでした。

 K校長先生には今の鈴谷小学校で2年間仕えさせていただきました。以前このつれづれ日誌でも書かせていただいたのですが、教員生活はじまって以来初めての大きなピンチを捨て身で救っていただきました。今、こうして教員生活を送っていられるのもK校長先生のおかげです。
 (以下のつれづれ日誌をご覧ください。)
http://www.manabinoba.com/index.cfm/8,9790,21,129,html?year=2008

 今回の記念パーティーでは鈴谷小学校を代表してスピーチを依頼されました。そこではK校長先生からいただいた2つの言葉という話をしました。一つは前述したピンチの時に救っていただいた言葉で、もう一つはK校長から託された学校研修がうまくいかないときにかけていただいた言葉です。

 K校長先生が鈴谷小を去られる時に、「鈴谷小の子どもは体力面に課題があるから、なんとか子どもたちの体力を向上させる取り組みをしよう」と、体育科の研究を指示されました。そして、私が研究主任に指名されました。K先生が去られた後、何とか期待にお応えしようとがんばったのですが、力不足でうまくいかないこともあり、なかなか研修がうまく進まないことがありました。
 若い先生から「こんなものは研修とは言わない」「研修の進め方に疑問を感じる」と厳しい意見をいただいたこともあります。
『先生方が充実感を味わいながら取り組むことができる研修にしよう!』と誓ったはずなのに、全く違う方向へ進めてしまっている自分が情けないやら、悔しいやらでしばらく元気が出ないこともありました。

そんなときに、違う学校へ異動されたK校長先生にご相談したところこんな言葉をかけていただきました。

「一つの研修をやるにもなかなか理解され、思うように進むことはありません。そんな時、焦らず慌てず、半歩進めばよしとし、また半歩前進を目指せば一歩進むことになります。そして、常に諦めることなく自信をもって進むことです。」

この言葉をいただいてから、自分のできていないことを嘆くのではなく、できたことをもっと伸ばすようにしていこうと思うようになりました。
「今年度は全学年で研究授業に取り組めた」
「今年度は研究紀要をつくることができたぞ」
「鈴谷小の体育授業が活気づいてきたぞ」
そんなふうに、今の状況をプラスに見られるようになってきました。

 K校長先生のご助言もあり、今年度ようやく研修のまとめとして研究発表会を11月27日に行えることとなりました。K校長先生の思いにこたえるべく最後まで全力でがんばりたいと思っています。

 本当にすばらしい校長先生と出会えて幸せだと改めて感じることができました。今後もK校長先生にはご指導をいただきたいと思っています。K校長先生はご退職後も、幼稚園の園長先生として活躍されています。


*写真は、
退任祝いパーティー、
パーティーで配られたK校長先生の「校長室通信綴り」、
K校長先生と取り組んだ運動会の様子
 です。
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菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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