2009.06.08
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『教師の卵のW先生』

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

 現在、鈴谷小菊池学級(4年1組)に教育実習生のW先生がきています。埼玉大学で理科教育を専攻されており、たいへん熱心な学生さんです。児童ともすぐに打ち解け、毎日充実した実習をされています。

 児童の日記には、実習生のW先生話題が多く出てきます。

「今日はW先生といっしょにドッジボールをやりました。先生のたまはすごくはやかったです。」
「今日はW先生とはじめて話せました。うれしかったです。」

児童にとっては先生であり、兄さんのようであり、友達のようである存在なのだと思います。
私も思い返してみると11年前に教育実習を行い、「絶対に教師になるぞ!」と思いをもちました。W先生にもこの実習期間に精一杯がんばって絶対に教師になってもらいたいと思っています。

 校長が実習生受け入れの時に「実習生を積極的に受け入れているのは、我々の教育を見直せる機会になるからだ」という話をしました。

 私もW先生に学級で取り組んでいる様々なことを説明する際には、どうしてこのようなことをしているのかをいうことをあらためて考えさせられます。そして、授業を見てもらう時には、この一つひとつの発問はこういう意図でしているということをはっきりとさせながらいつも以上に真剣に取り組みます。W先生を指導しながら私自身大変勉強になります。

 今回、実習生の担当をさせていただき様々なことを学びました。特に、教師は常にだれかが自分を見ているという視点をもつ必要があるということです。実習生のW先生が見ていることもあり、児童を叱る際にも児童が自分から自分の間違いに気付くようにさせなければならないと冷静な気持ちで指導できます。また、一つひとつの自分の姿勢も自然と正されてきます。私自身この期間中はいつも以上に緊張感をもって授業に臨むことができました。

 実習期間も半分が過ぎ、W先生もだいぶ授業に慣れてきているようです。授業中には一人ひとりのノートに○をつけてあげながら、一生懸命に児童からいろんなことを吸収しようとしています。最後の授業研究では理科の授業に取り組みます。素晴らしい思い出に残る授業になるように最大限協力したいと思っています。
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菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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