2009.05.25
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『子どもたちのよいところを発信!』(学級だより)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当 菊池 健一

「みなさん、進級おめでとうございます。4年生になった気分はどうですか?4年生で一番大きく変わるのはクラブ活動が始まることかな。この1年たくさんの思い出ができるようにみんなでがんばっていきましょう。何か話したいことがあったらいつでも先生に言ってきてください。先生はみなさんの応援団です!!!」
これは、私が毎日発行している学級だより『4年1組元気通信』の第1号に載せた言葉です。

朝、教室に来てはじめの仕事は学級だよりを一人ひとりの机に置くことです。子どもたちは登校したあとすぐにたよりを読み、自分のファイルにとじこんでくれます。学級だよりを見た子が「今日1日がんばろう!」という気持ちになってくれたらと考えています。

学級だよりには、その日に私から子どもたちへ送る言葉を書きます。「今日はこんな行事があるよ」「今日の消防署見学ではしっかりと勉強してきましょう」と、その日の活動に意欲がわくような言葉を心がけています。
そして、前の日にあった出来事の中から1番印象深いシーンの写真を1枚載せています。体育の授業で初めてリレーを行ったものやみんなでヘチマの種を植えたところの写真などがあります。
そして、最後に私が発見した子どもたちのよいところも載せています。
「○○さんがトイレのスリッパをそえてくれていました。」
「○○さんがだれかがこぼした給食のおかずを片づけてくれました。」
「○○くんがお休みした子のプリントをかわりに書いてあげてくれました。」
など、毎日掲載しています。

この学級だよりを始めたのは、前回のつれづれにも書いたように、子ども1人ひとりともっとかかわりたいと考えたからです。1日の慌ただしい生活の中でなかなか子どもたちとゆっくり話せないこともあります。そんな中できるだけ子どもに声をかけるようにしていますが、それ以上に学級だよりは全員に向かって言葉がけをすることができます。また、子どものよいところをみんなに紹介できるということも大きな利点だと思っています。

今ではこの学級だよりは私にとってなくてはならない学級経営のツールとなっています。200号をめざしてがんばっていきたいと思っています。

*写真は学級だよりに載せた写真の一部です。(1年生を迎える会・離任式・体育授業)
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菊池 健一(きくち けんいち)

さいたま市立植竹小学校 教諭・NIE担当
所属校では新聞を活用した学習(NIE)を中心に研究を行う。放送大学大学院生文化科学研究科修士課程修了。日本新聞協会NIEアドバイザー、平成23年度文部科学大臣優秀教員、さいたま市優秀教員、第63回読売教育賞国語教育部門優秀賞。学びの場.com「震災を忘れない」等に寄稿。

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