新刊『親に知ってもらいたい 国語の新常識』

大きな転換期を迎えている国語教育。AI時代に向けて、たくさんの情報を読み解き、客観的、論理的に物事を捉える力が求められています。一方で、一歩世界に踏み出せば、主観が問われます。すべての教科で必要な国語力を育てるために、親やまわりの大人にできることを考えてみませんか。
これからの時代に求められる「一生ものの国語力」が身につく、まったく新しい国語入門。
新学習指導要領、SDGs、PISA、GIGAスクール構想……
教育環境が複雑化する中、「国語」を取り巻く状況が今、大きく変化しています。
- 今、学校では国語をどう教えているの?
- そもそも「国語力がある」ってどういうこと?
- 国語の評価の観点が変わった?
- 学校で文学を読まないって本当?
- 思考力を育むにはどうすればいい? etc.
本書では、灘中学校・灘高等学校国語科教諭と、17万部ベストセラー『子育てベスト100』著者(教育情報サイト「リセマム」編集長)が国語の「新常識」をわかりやすく解説。親のマインドセットをアップデートするために必読の一冊です。
目次
【序章】学校では国語をどう教えているの?
【第1章】国語力が伸びる! 子どもの学びとのかかわり方
1 「国語力がある」とはどういうこと?
2 子どもの国語力の課題を見つけるには?
3 教科書や受験から読書につなげるには?
4 なぜ文学を読むの?
5 子どもの思考力を育むには?
6 母語こそ国語力の土台?
【第2章】考える力が育つ! おうち国語レッスン
<section1 理念編>
学校で教わること、教わらないこと
学校で評価できること
家庭でできること
<section2 実践編>
家で先生になってみよう――問いづくり基礎編
家で先生になってみよう――問いづくり発展編
COLUMN 「答えのない問い」ってなんだろう?
【第3章】 国語のお悩み Q&A
Q1 小学校の低学年の子どもが、家で会話をするときに単語の羅列になっています。
Q2 答えが一つではないような問いに対して、子どもが答えたがりません。
Q3 うちの子はあまり他人の意見に関心を示そうとしません。
Q4 子どもは小学校に入ったばかりですが、筆圧が弱い上に字をきれいに書けません。
Q5 小学校で作文の宿題が減ったせいか、子どもが書くことに苦手意識を持っています。
Q6 部分要約や全体要約ができないわが子。何かコツがあれば教えてほしいです。
Q7 子どもが読書をしません。
Q8 「登場人物の気持ちがわからないから、国語の授業がおもしろくない」と子どもが言います。
Q9 子どもが中学受験を控えていますが、文章を読むのが遅いので、親としては心配です。
Q10 うちの子は、国語の問題で「直接的に書かれていないこと」がわからないと言います。
Q11 子どもの語彙量が少ないです。
Q12 子どもにスマホやタブレットをいつ渡したらいいのか、またどのように使わせたらいいのか、わかりません。
【巻末付録】国語力が身につくおすすめの本
著 :井上 志音
聞き手 :加藤 紀子
発行:時事通信出版局
定価:1,870円(本体1,700円+税)
仕様:四六判・282ページ
プレゼント情報
- 『親に知ってもらいたい 国語の新常識』を1名様に!
締め切り 2024年11月05日
文・画像提供:時事通信出版局
※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。
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