2024.04.05
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新刊『親に知ってもらいたい 国語の新常識』

大きな転換期を迎えている国語教育。AI時代に向けて、たくさんの情報を読み解き、客観的、論理的に物事を捉える力が求められています。一方で、一歩世界に踏み出せば、主観が問われます。すべての教科で必要な国語力を育てるために、親やまわりの大人にできることを考えてみませんか。

これからの時代に求められる「一生ものの国語力」が身につく、まったく新しい国語入門。

新学習指導要領、SDGs、PISA、GIGAスクール構想……
教育環境が複雑化する中、「国語」を取り巻く状況が今、大きく変化しています。

  • 今、学校では国語をどう教えているの?
  • そもそも「国語力がある」ってどういうこと?
  • 国語の評価の観点が変わった?
  • 学校で文学を読まないって本当?
  • 思考力を育むにはどうすればいい? etc.

本書では、灘中学校・灘高等学校国語科教諭と、17万部ベストセラー『子育てベスト100』著者(教育情報サイト「リセマム」編集長)が国語の「新常識」をわかりやすく解説。親のマインドセットをアップデートするために必読の一冊です。

目次

【序章】学校では国語をどう教えているの?

【第1章】国語力が伸びる! 子どもの学びとのかかわり方
 1 「国語力がある」とはどういうこと?
 2 子どもの国語力の課題を見つけるには?
 3 教科書や受験から読書につなげるには?
 4 なぜ文学を読むの?
 5 子どもの思考力を育むには?
 6 母語こそ国語力の土台?

【第2章】考える力が育つ! おうち国語レッスン
 <section1 理念編>
  学校で教わること、教わらないこと
  学校で評価できること
  家庭でできること
 <section2 実践編>
  家で先生になってみよう――問いづくり基礎編
  家で先生になってみよう――問いづくり発展編
 COLUMN 「答えのない問い」ってなんだろう?

【第3章】 国語のお悩み Q&A
 Q1  小学校の低学年の子どもが、家で会話をするときに単語の羅列になっています。
 Q2  答えが一つではないような問いに対して、子どもが答えたがりません。
 Q3  うちの子はあまり他人の意見に関心を示そうとしません。
 Q4  子どもは小学校に入ったばかりですが、筆圧が弱い上に字をきれいに書けません。
 Q5  小学校で作文の宿題が減ったせいか、子どもが書くことに苦手意識を持っています。
 Q6  部分要約や全体要約ができないわが子。何かコツがあれば教えてほしいです。
 Q7  子どもが読書をしません。
 Q8  「登場人物の気持ちがわからないから、国語の授業がおもしろくない」と子どもが言います。
 Q9  子どもが中学受験を控えていますが、文章を読むのが遅いので、親としては心配です。
 Q10 うちの子は、国語の問題で「直接的に書かれていないこと」がわからないと言います。
 Q11 子どもの語彙量が少ないです。
 Q12 子どもにスマホやタブレットをいつ渡したらいいのか、またどのように使わせたらいいのか、わかりません。

【巻末付録】国語力が身につくおすすめの本

新刊『親に知ってもらいたい 国語の新常識』

著 :井上 志音
聞き手 :加藤 紀子
発行:時事通信出版局
定価:1,870円(本体1,700円+税)
仕様:四六判・282ページ

文・画像提供:時事通信出版局

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