新刊『ケース別でわかりやすい! 保護者に安心を手渡す言葉かけ』

子ども向けの「言葉かけ」の本は、たくさんあると思いますが、保護者(大人)向けの「言葉かけ」の本は、あまりないと思います。本書が、大人同士の信頼関係づくりに悩んでいる先生方のお役に立てば幸いに存じます。
「授業中、落ち着きがない…」「SNSトラブル…」「生活リズムの乱れ…」
このような悩ましい事柄に対し、保護者とどうやりとりしたら、いいでしょうか。
この本では、さまざまな事例(エピソード)をもとに、具体的にどんな「伝え方」や「関わり方」が保護者の心に届くのか、安心を手渡せるのか、「対話のカギとなるフレーズ」がたくさん出てきます。
「今度はこう言ってみようかな」とふっと心が軽くなるお守りのような本を目指して、刊行いたしました。
目次
はじめに
第1章 ちょっと待って! 保護者対応の前に知っておきたい心構え
〇ベテラン教師も困った! 先生たちの保護者対応あるある
〇「伝わる」と「伝える」は違う! コミュニケーションの落とし穴
〇明日から使える! 信頼関係を築く5つのキーフレーズ
〇「怒りの感情」の裏側にある、「保護者が本当にほしいもの」
〇スクールカウンセラーが教える、保護者の心に届く“トーク術”
第2章 これで安心! ケース別保護者への伝え方
【学習のお悩み編】
Case1 学力についての課題点を、どう伝えればいい?
Case2 「宿題をやらない」その理由と向き合うアプローチ法
Case3 「授業中、落ち着きがない」を前向きに伝える技術
Case4 テストの点が気になる保護者への寄り添い方
Case5 「やる気がない」のウラにある原因、こう共有する
【トラブル対応編】
Case1 「いじめられている」と訴える保護者への初動対応
Case2 SNSトラブル発生――最初の一言で信頼関係が決まる
Case3 「集団行動が苦手」という特性の伝え方
Case4 暴言・暴力が起きたとき、事実を共有する手順
Case5 「保健室登校」状況を前向きに伝えるコツ
【発達支援編】
Case1 「子どもの困り事」の共有から始める信頼づくり
Case2 通級指導のメリット、最初の切り出し方
Case3 専門機関への相談を提案するときの決め手フレーズ
Case4 「個別の支援計画」作成への協力を得る対話術
Case5 本心から「特性」を「強み」に変える伝え方
【家庭連携編】
Case1 朝の準備ができない、こんな風に協力を求めます
Case2 忘れ物が多い、家庭学習サポートの提案術
Case3 生活リズムの乱れ、改善のための対話のコツ
Case4 「叱ってばかり」の保護者の気持ちに寄り添う
Case5 「先生と一緒に」と思ってもらえる関係づくり
第3章 保護者へ伝えたい! 教師の本音
〇知って納得! 教師の気持ち
〇うまくいった! 家庭と学校の連携事例集
〇我が子の「困った」を「うちの子は大丈夫」に変える視点
〇明日からできる! 家庭でのちょっとした工夫
〇専門家に相談するなら、このタイミング
〇相談は家族みんなの安心につながる
おわりに
巻末付録
新刊『ケース別でわかりやすい! 保護者に安心を手渡す言葉かけ』
著:西木めい
発行:学事出版
価格:2,420円(税込)
仕様:A5・164ページ
文・画像提供:学事出版
※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。
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