『保護者トラブルを生まない学校経営を保護者の目線で考えました』
新刊「保護者トラブルを生まない学校経営を保護者の目線で考えました」(教育開発研究所刊)をご紹介します。
《二女の母/元教育委員長/コミュニケーション研修講師》だからこそ伝えられる保護者の本音が満載!
「保護者との信頼関係の構築には、保護者が求める情報の発信が必要」
「保護者対応の際は、行動の背景にある心情を汲みとることが求められる」
――保護者対応関連の本ではこのような言葉をよく目にしますが、「保護者が何を求めているのか」「保護者の気持ち」が分からないからこそ、多くの学校が対応に苦慮しているのではないでしょうか。
本書では、【二女の母/元教育委員長/コミュニケーション研修講師】である著者が、先生方の「保護者の気持ちが分かれば苦労はしない!」に応えます。
【本書の章立て】
第1章 基礎編 保護者理解とコミュニケーション力アップの土台づくり
1.学校と保護者の間にある心の壁
2.保護者の本音
3.トラブル予防のマネジメント
4.保護者の心をつかむ情報発信のコツ
5.保護者の心をつかむコミュニケーションのコツ
第2章 実践編 〝保護者の目線〟で考える 行事別改善ポイント
1.新年度スタート時
①入学式
②新年度スタート時(入学直後)の情報管理
2.新年度開始後の情報発信
①「役立つ・読みやすい」お便りで共育の種を蒔こう
②保護者とつながる学校便り
③保護者が楽しみに待つ学級便り
④学年全体の様子が分かる学年便り
⑤学校行事に関するお便りと対応
3.保護者とのコミュニケーションの場づくり
①PTAとの関係づくり
②PTA総会における場づくり
③クラス別保護者会&部活動保護者会(懇談会)
④保護者も知りたい特別支援教育
4.保護者との直接対話による関係づくり
①保護者との直接対話・個別コミュニケーションのコツ
②家庭訪問
③面談
5.学校に対する保護者の疑問に応える
①学校生活に関する疑問や不安、不満への対応
②学業に関する疑問や不安、不満への対応
6.年度末行事で保護者の共育姿勢を育む
①入学説明会
②保護者の来校時を活用した就学支援プログラムの開催とその効用
③卒業式
【本書のポイント】
▶保護者として、「学校からのお便りに関する不満」「先生から言ってほしくない言葉」など、“保護者の目線”からの率直な思いが満載です。
▶元教育委員長として、学校側の事情も踏まえたうえでの行事等の改善ポイントや体制の築き方を提案します。
▶コミュニケーションの専門家として、保護者とコミュニケーションを図るうえでのポイントや留意点を基礎から解説します。
▶「保護者が読みたくなる学級便りとは」「面談で何を話せばよいか」など管理職だけでなく、教員の方々に役立つトピックも充実しています。
『保護者トラブルを生まない学校経営を保護者の目線で考えました』
永堀宏美 著
2,000円+税(電子版:1,800円+税)
A5判 232ページ
構成・文・画像:教育開発研究所
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