新刊『授業づくりネットワーク No.53 多様性を包摂する これからの授業とクラス』

学校教育と社会とをつなぎ、次代を担う子どもたちのために新たな授業をつくる場として、授業づくりに関心をもつすべての読者のための季刊誌「授業づくりネットワーク」(年3回刊行)。No.53(2026年3月号)は、「多様性を包摂する これからの授業とクラス」を特集しています。
揃わない前提で
2025年9月25日、中央教育審議会教育課程企画特別部会から次期学習指導要領に向けた「論点整理」が出されました。その中で、「生涯にわたって主体的に学び続け、多様な他者と協働しながら、自らの人生を舵取りすることができる、民主的で持続可能な社会の創り手を「みんな」で育むため、①「主体的・対話的で深い学び」の実装、②多様性の包摂、③実現可能性の確保の3つの方向性」が示されました。
しかし、目の前の多様な個性、特性、背景をもつ子どもたちと、具体的にどう授業・クラスをつくっていけばいいのか。働き方改革とともに、どう実現可能性を確保するのか。多様な子どもたちを包摂するこれからの学校教育をさまざまな視点から考えます。
目次
巻頭鼎談
令和に問う! 改めて今、授業とは、クラスとは何か 石川晋×岩瀬直樹×寺内友菜
誌上レポート
子どもが学ぶ「自由」と教師が促す「介入」
〜井上太智さんの授業「地球と宇宙」から子どもと教師の関係を考える〜 佐内信之
巻頭言
ウェルビーイングな学級はいかに可能か 阿部隆幸
Part1 これからの授業・クラスづくりの方向性
「主体的・対話的で深い学び」の実装はいかに可能か 石井英真
社会モデル・人権モデルに基づく授業・クラスづくり 小国善弘
「裁量的な時間」で、教師の探究を進めよう! 小見まいこ
子どもと大人で「私たちのくらし」を再デザインする―授業・クラスづくりのために教育委員会ができること 中川綾
『こどもと民主主義をつくる』ということはどういうことかを考える 藤原さと
特別対談
揃わない前提で考える、これからの授業とクラス 片岡利允×久保田比路美
Part2 実践!多様性を包摂するこれからの授業とクラス
次期学習指導要領にみる、学校ですべての子どもが包摂されるために 小谷綾子
基礎的環境整備と合理的配慮を通して多様な子どもたちを包摂する 豊田哲雄
通常の学級でのインクルーシブ教育 田中博司
「教科書を教える」から「教科書を足場にして子供たちを育てる」へ―「揃わない」前提の教室で、教師が生き生きと立つために 菊池真人
子供の学びを見取るということ―授業づくりと学習評価を問い直す 大島崇行
安心があるから、違っていられる―集団づくりから考える包摂時代の学級 奥井貴仁
「多様性」が前提、ピースフルスクールプログラムの取り組み 吉川裕子
行動分析学を通して「多様性の包摂」をめざすこれからのクラスづくりを考える 村上裕章
今までの自分を変えるフレームインストール認知を行動に変える汎用的「学習OS」の設計 長澤元子
子どもが動き出す瞬間と、学びの段階によって変わる大人の関わり―氷山モデルと自己決定理論から考える 伴場賢一
すべての子どもの学びを支える学びのユニバーサルデザイン(UDL)の実践 髙原隼希
働き方改革の時代に「処方箋」をつくる 京野真樹
学年経営とウェルビーイング―揃わない前提を抱えながら歩く 小島貴之
多様性を生かす!これからの校内研究・研修 筒井明以
少子化時代を私学はどう生き抜くのか 菊地南央
Part3 これからの授業・クラスづくりを考えるときに読む本
長瀬拓也/次呂久あや/乙部光江/酒川雅美/柴田圭二/伊藤千里
新刊『授業づくりネットワーク No.53 多様性を包摂する これからの授業とクラス』
編 :ネットワーク編集委員会
発行:学事出版
定価:1,980円(税込)
仕様:A5・128ページ
文・画像提供:学事出版
※当記事のすべてのコンテンツ(文・画像等)の無断使用を禁じます。
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