新刊『探究的な学びデザイン 高等学校 総合的な探究の時間から教科横断まで』

生徒が自ら課題を見つけ、新たな価値を生み出す「探究」のために必要な事は何でしょう。一人の教員としてのマインドセットから探究学習で押さえたいポイントまで、その進め方を紐解いて行きます。豪華執筆陣による探究の実践モデルも掲載。
探究を「なぜ・どうやって」やるのか、その疑問を解決!
酒井先生より
2022年度から高等学校でも新学習指導要領が始まり、探究に注目が集まっています。本書には考え方に加えて、全国各地の学校のいろいろな事例も掲載されています。中学校の事例もあります。本書が先生方がワクワクしながら取り組みを進めるきっかけになればうれしいです。
目次
はじめに
第1章 なぜ、「探究」が必要なのか
1 そもそも探究とは
2 探究を整理する
3 なぜ今、探究なのか
4 探究的な学びで変わる生徒たち
5 探究的な学びに取り組むことで教員も成長する
第2章 「探究的な学び」に必要な教師の思考
1 [大前提]最も大事なことはHOWではなくWHY
2 [授業デザイン]逆向き設計で個に応じて進められる仕組みをつくっていく
3 [課題設定]生徒のマイテーマを育てる視点を大切に
4 [情報収集・整理分析]調べ学習からさらに新たな課題へ
5 [発表・まとめ]発表会はゴールではなく大切なプロセス
6 [ふりかえり]ふりかえりは未来のために行う
7 [評価]より良い評価を「みんなで」つくっていく
8 [教員同士の協働]協働は覚悟や志の共有から始まる
9 [探究的な学習の指導]教員の伴走によって生徒は探究を深める
10 [教科と探究の接続]教科と探究で学びをストーリーにする
11 [教科の授業づくり]「問い」で教科の授業を探究的にする
12 [指導のスタンス]失敗から成長できる教員になるために
第3章 「探究」を引き出す学びのモデル
1 問いを立てる授業
2 マイプロのスモールステップ「ちょこプロ」
3 トップ層の育成としての探究から、裾野の拡大へ
4 「探究」と教科の授業をつなぐ
5 探究×教科の基礎
6 歴史教育と探究活動
7 「文学」×「学問」
8 生徒の主体性を軸にした研究的な学び
9 探究を推進する令和の校長像
10 中学校におけるPBL
おわりに
執筆者一覧
事例執筆協力
鈴木 紗季 岩手県大槌高等学校
菅野 祐太 岩手県大槌町 教育専門官
植野 恵里奈 大阪高等学校
恩田 徹 大阪高等学校(元堀川高校校長)
藤村 祐子 東京学芸大学
田中 愛子 大阪府立東高等学校
稲垣 桃子 立命館宇治中学校・高等学校
佐々木 遥子 宮城県立仙台第三高等学校
木村 健太 広尾学園中学校高等学校
堀内 陽介 広尾学園中学校高等学校
池田 靖章 香里ヌヴェール学院中学校・高等学校校長
菊井 雅志 京都府宇治市立広野中学校
新刊『探究的な学びデザイン 高等学校 総合的な探究の時間から教科横断まで』
著 :酒井 淳平
発行:明治図書出版
定価:2,310円(税込)
仕様:四六判 224頁
文・画像提供:明治図書出版
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