6月1日(金)は、本校が姉妹校提携を結んでいる韓国の仁川海洋科学高等学校との交流会が行われる。毎年双方が訪問し合ってこれで5年目となる。最初本校の体育館で、歓迎式典を1年から3年の全校生徒で行う。その後、3年生だけは、仁川高等学校の生徒とスポーツを通しての交流会を行う。今年は、ビーチボールバレーを行うことになった。バスケットボールの時もあったし、普通のバレーボールの時もあった。勝敗にこだわることではなく、スポーツを通じて親睦を図るというのが一番の目的である。スポーツには国境がないので、日本語と韓国語という言葉の壁を乗り越えて交流と友好が不思議と深まるのである。英語の教師としては、本校の生徒はもとより、仁川の生徒らにも、英語という国際語を介して、意志疎通が行われることを期待している。が、現実は、自分の思いを伝えたり、聞き取ったりするレベルまで至っていないことを残念に感じている。自分の指導が中途半端なことに反省しきりである。
しかし、「若い」というのはなんと羨ましいことだろうか。言葉の違いを、同世代という豊かな感性が解決してくれるのだ。片言の英単語や身振り手振り、はたまた筆談(漢字が通じる)と、その上絶妙なフィーリングも加わって、何とかお互いの気持ちを通じ合わせているのである。生徒らのサバイバルで逞しい交流の様子を端で見ていると、些末な文法事項に目くじらを立て、熟語やら語法やら構文ということに目を向けていている自分が恥ずかしくなってくる。実際は英語を通して、生徒の本当の「意欲」や「やる気」をもぎ取っていたのではないかと、自分の授業への考え方や指導方法を反省させられることとなる。
できるだけ実践的な英語の活動をもっと取り入れなければいけないのではと思い直している。
スポーツ交流会が済むと、待ちに待った歓迎昼食会になる。場所を学校から歩いて5分程度の近くのコミュニティーセンターへ移す。お腹を空かせた高校生たちは、目の前の食事とスポーツを通して汗をかいた後の爽快感も手伝って、一層お互いがうち解けた状態になってくる。500円程度の双方からのプレゼント交換や生徒会の役員等が中心となるビンゴゲームなどのマスゲームで交流会が盛り上がってくる。昼食会が済むと、茶道部や改装しおり作成のコーナーが別のフロアーで催されており、仁川の生徒らが順番をついて日本文化の一端を体験することができるようになっている。
この一日は、生徒等にとっては、他の国の人と接することができるという面で、実りある国際交流になっていると信じている。さらに、学校にとっても、もちろん私たち教職員にとっても、毎年「目から鱗状態」で収穫のある交流会となっていると考えている。
理想であるが、今日のこの一コマが、我が校の生徒はもとより、仁川高校の生徒らにとっても、一生の想い出や宝になって、将来の糧になってくれることを願っている。若い高校生の感受性の琴線のヒダに触れるものが何かあることを期待している。近い将来、お互いが日韓に限らず、アジアまたは世界の友好の一助となってもらいたいものである。グローバルな世界に生きようとする若者たちにエールを送りたい。
しかし、「若い」というのはなんと羨ましいことだろうか。言葉の違いを、同世代という豊かな感性が解決してくれるのだ。片言の英単語や身振り手振り、はたまた筆談(漢字が通じる)と、その上絶妙なフィーリングも加わって、何とかお互いの気持ちを通じ合わせているのである。生徒らのサバイバルで逞しい交流の様子を端で見ていると、些末な文法事項に目くじらを立て、熟語やら語法やら構文ということに目を向けていている自分が恥ずかしくなってくる。実際は英語を通して、生徒の本当の「意欲」や「やる気」をもぎ取っていたのではないかと、自分の授業への考え方や指導方法を反省させられることとなる。
できるだけ実践的な英語の活動をもっと取り入れなければいけないのではと思い直している。
スポーツ交流会が済むと、待ちに待った歓迎昼食会になる。場所を学校から歩いて5分程度の近くのコミュニティーセンターへ移す。お腹を空かせた高校生たちは、目の前の食事とスポーツを通して汗をかいた後の爽快感も手伝って、一層お互いがうち解けた状態になってくる。500円程度の双方からのプレゼント交換や生徒会の役員等が中心となるビンゴゲームなどのマスゲームで交流会が盛り上がってくる。昼食会が済むと、茶道部や改装しおり作成のコーナーが別のフロアーで催されており、仁川の生徒らが順番をついて日本文化の一端を体験することができるようになっている。
この一日は、生徒等にとっては、他の国の人と接することができるという面で、実りある国際交流になっていると信じている。さらに、学校にとっても、もちろん私たち教職員にとっても、毎年「目から鱗状態」で収穫のある交流会となっていると考えている。
理想であるが、今日のこの一コマが、我が校の生徒はもとより、仁川高校の生徒らにとっても、一生の想い出や宝になって、将来の糧になってくれることを願っている。若い高校生の感受性の琴線のヒダに触れるものが何かあることを期待している。近い将来、お互いが日韓に限らず、アジアまたは世界の友好の一助となってもらいたいものである。グローバルな世界に生きようとする若者たちにエールを送りたい。
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岩本 昌明(いわもと まさあき)
富山県立富山視覚総合支援学校 教諭
視覚に病弱部門が併置された全国初の総合支援学校。北陸富山から四季折々にふれて、特別支援教育と英語教育を始め、身の回りに関わる雑感や思いを皆さんと共有できたらと願っています。
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