アクセス数ランキング発表!
本稿をもって,私の約2年間の『教育つれづれ日誌』連載が最終回となります。ということで,今回は2年間の中で書き綴って参りました39本の連載日誌の中から皆様にお読みいただいた“アクセスランキングトップ5”をご紹介しながら,連載のまとめとさせていただければと思います。それではランキングの発表です!
第5位『中村祐哉のシャカリキ社会科 ~社会科ICT活用のホップ!ステップ!ジャンプ!~』
www.manabinoba.com/index.cfm/8,21141,21,186,html
「シャカリキ社会科」シリーズからのランクイン!39本の連載記事のうち,20本をこの「シャカリキ社会科」と題して,小学校の社会科教育実践にスポットを当てた記事を書かせていただきました。シリーズ以外も合わせると実に22本が小学校の社会科教育関連についての記事でした。研究会等でも,たくさんの先生方とつながりをもたせていただけたシリーズでした。対象を絞ったピンポイントな記事を長期間にわたりご拝読くださり,感謝の気持ちでいっぱいです。
第4位『小学校高学年における学級経営論』
www.manabinoba.com/index.cfm/8,20221,21,186,html
前半・後半と2回にわたって書かせていただいた「小学校高学年における学級経営」シリーズの後半記事が第4位にランクイン!小学校教員生活の大半を第5・6学年の担任教諭として勤めてきた私の経験から,児童へのアプローチにポイントを絞ってまとめさせていただきました。学期ごとに柱立てした目標作りをおこない,それを順序立てて積み上げ,学級としての組織力を構築していくという実践をご紹介させていただきました。
第3位『日本人学校での教育実践だより』
www.manabinoba.com/index.cfm/8,20253,21,186,html
「日本人学校での教育実践」シリーズよりランクイン!全5回のシリーズの他にも,“スコットランド独立投票について”・“海外で教師をすること”など計7本,海外子女教育や国際教育関連の記事を書かせていただきました。日本人学校に勤務させていただいた大変貴重な経験を,これからも日々の授業はもちろん講演・執筆など,様々な場で生かしていけるよう努めて参りたいと思っております。
第2位『バランスのとれた教育観とは』
www.manabinoba.com/index.cfm/8,20084,21,186,html
連載第1回原稿が第2位にランクイン!第1回記事ということもあり,ご挨拶とマイプロフィール紹介からスタートし,教師のインプットとアウトプットのバランスについて書かせていただきました。インプットをどのような側面から意識的におこなっていけば良いのか,また,日々の授業以外での教師のアウトプットの場についても考えていきました。まだまだ連載の駆け出しで書き慣れておらず,今読み返してみると,とても懐かしく感じています。
第1位『小学校高学年の学級経営における3つの柱』
www.manabinoba.com/index.cfm/8,20160,21,186,html
第4位にもランクインしていた「小学校高学年における学級経営」シリーズの前半記事が第1位でした。第2位までの記事に,ダブルスコア近いアクセス数でトップ記事となりました。各学期における目標を,1学期「プライド」・2学期「ヴィジョン」・3学期「ブランド力」と設定し,一年間を通して学級全体の成長を後押しする構想を記事化したものです。たくさんの方々にご拝読いただきまして,大変ありがたく思っております。
小学校教員の専門性
約2年間の連載の中では『(高学年)学級経営』『社会科教育』『海外子女教育』という3つのテーマで筆を進めさせていただいたことが多かったように思います。アクセスランキングを見てもそれを感じております。
小学校の教員にも個々の専門性というものは非常に重要だと感じています。オールマイティーな授業力・教科教育力などは確かに大切なものですが,そのオールマイティーの中に,柱立てできる教科や分野というものが,小学校教員の専門性だと感じています。
私の場合は,前述させていただいたように『(高学年)学級経営』『社会科教育』『海外子女教育』です。もっと細分化してみると『授業におけるICT活用』なども入るかもしれません。
もちろんダイレクトにその分野で専門性が生かされる場合もありますし,前述したオールマイティーなエリアで,弾力的に専門性を発揮できる場もあると言えます。どのジャンルを見ても,私の場合は専門性を意識しながら過ごした20代後半の教員生活で,それらの本質に向けた一歩を踏み出したように感じます。
連載をもたせていただいた中で,改めてそれらの重要性にも気づけたように思います。
『教育つれづれ日誌』連載を振り返って…感謝とお礼
約2年間にわたり,拙い文章に目を通してくださり,ありがとうございました。
この連載をもたせていただいたことで,多くの方々との「つながり」をいただきました。
拙稿寄稿の場をいただいたり,研究会等でお声掛けいただいたり,『教育つれづれ日誌』同期スタートの先生方と実際にお会いすることもできました。本当に素晴らしい出会いをたくさんいただき,感謝の気持ちでいっぱいです。今後も,研究会等で「中村祐哉」の名前を見かける機会がありましたら,ぜひお声掛けいただければ大変嬉しく思います。
最後になりますが,まだまだ未熟者で駆け出しの私に,このような素晴らしい執筆の場を与えてくださりました内田洋行教育総合研究所様,約2年間にわたり拙稿の校正を担当してくださったH様には心から感謝の気持ちと御礼を申し上げたく,謝辞にかえさせていただきます。
そして,読者の皆様におかれましては,益々のご活躍とご多幸を心より祈念いたしております。
2年間,本当にありがとうございました!
2016年3月15日
中村 祐哉
中村 祐哉(なかむら ゆうや)
広島県公立小学校 教諭
「社会科教育」「国際教育」「ESD」をメインテーマに,日々授業実践と研究に取り組んでおります。拙い教育実践ではありますが,共に学ばせていただければ幸いです。
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