宣伝からはじめてすみません。
来る12月5日(金)第32回近畿特別活動研究協議会が姫路市の旭陽小学校にて開催されます。
私も実行委員として関わらせていただいていますが、学級活動(1)高学年の分科会で実践発表もさせていただきます。
このような機会をいただけたことを幸せに思うと共に、来ていただいた人の参考に、少しでもなれるようにがんばりたいと思っています。
当日参加も受け付けていますので、皆様ぜひご参加ください!
◉自主性と主体性
特別活動の中で当たり前のように出てくる「自主性」や「自主的に」という言葉。
子どもたちを評価するときにも当たり前のように使っています。
「サッカークラブでは、友だちと協力しながら自主的に活動し…。」
「広報委員会では自主的に行動し…。」
「自主的に」という言葉はよく使っているにもかかわらず、「主体的に」という言葉をあまり使っていないことに気づきました。
「自主性」と「主体性」の大きな違いは、
自分自身の頭と心で考え判断し、自分の足で行動できるかどうか
ということです。
つまり、主体的に動いている人の方が、目的意識をもって、より考えて行動しています。
例えば、児童会活動で「全学年を楽しませよう!」という目的がある子は、その目的のために様々なことを考え、企画し、実行できる子です。
◉ディズニーランドへ行ってみたい!
「主体性」を考えたときに頭に思い浮かんだのが「ディズニーランド」です。
私はディズニーランドへ行ったことが一度もありません。
うちの職場には無類のディズニーランド好きの同僚がいます。
たくさんの素敵な話を教えてくれます。
眼をキラキラと輝かせながら。
学級にもディズニーランド好きの子がたくさんいるので、ディズニーランドの話をたくさんきくことができます。
そのディズニーランドの「いい話」をよく自主学習ノートに書いてくる子がいます。
それを読みながら、『すばらしい場所とキャストだな!』と思っていました。
話を聴く限りでは、ディズニーランドのキャストは、「お客様を幸せにする」という明確な目的をもち、状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとることができる、正にプロですね。
具体的にどんなものなのか、一度行って、体感したいものです。
キャストの言動ばかり気にしてしまいそうですが…(^_^;)
「主体性をもって行動する」ということは、今の子どもたちにとって一番苦手なことなのかもしれません。
だからこそ今、主体性をもつ子どもの育成を目指して、日々の実践に取り組んでいきたいものです。
宗実 直樹(むねざね なおき)
兵庫県姫路市立坊勢小学校 教諭
特別活動を学級づくりの中心に、「字をかき、汗をかき、恥をかき、頭をかき」ながら、子どもたちと共に伸びていく姿勢を大切にしています。日々是好日。地道に一歩ずつ精進していきたいです。
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