タイムラプス
インターバル動画とも言うらしいですが、すでにカメラメーカーのカメラにもこの機能が搭載されたものがあるらしいです。この辺りはまだ不勉強ですみません。この機能では、長い時間経過を追う必要のあるものを、短く編集し、即座にその変化が実感できるものらしいです。
私が仕事でよく活用している端末のOSへも新機能としてもうすぐ使えるようになりそうだとの記事を目にし、これは子どもたちの行動観察に活用できるからもしれないと考えました。
アプリで試用
そんなことを考えているうちに「Hyperlapse from Instagram」がアプリとして登場しました。すごーく、シンプル、簡単。ここが大事です。
一度使ってみてください。Instagramの宣伝でもなんでもないのですが、このアプリは一度使ってみるとその良さがすぐにご理解いただけると思います。
そして、すぐに「使える!」となるかと思います。
私もダウンロード後にすぐにうちの子どもたちを被写体に試用を始めました。
数度使ってみて、ポイントとしては、被写体に寄って撮影するよりは、一歩引いて全体を撮ることでこの機能のよさが出るのだと感じました。
実際の活用場面は?
子どもたちが自立的に行動できているか(ねらいとした行動が形成されているか)確認したい場面、これから課題になる行動の場面の分析に向いているのではないかと考えます。
さらに具体的に言うと、例えば、朝の日常生活の指導場面。
登校後、かばんを置き、連絡帳を所定の棚へ入れにいき、給食袋をかごに入れ…という一連の行動が自立的にできているか確認することに活用できそうです。一定時間の行動を数秒で確認することが可能になります。今までは動画を撮影し、すくなくても同時間を費やして確認する作業が一番効率的だとなっていました。例えば、一連の行動の中で、行動がうまく形成されていないとすると具体的に何が原因なのか、少し遠回りしても目的の行動が達成されているのかなど数秒で確認できる動画ができあがるのです。もちろん、その分析には、専門的な目が必要なのは言うまでもありません。
さらに長時間に渡る行動についても数秒の確認で、少なくとも行動にアタりをつけることは可能になりそうです。
また、これから課題になる行動場面を撮影することで、現状の把握、改善が必要な行動のおおよそのターゲットを見つけることをこれまでよりも短時間でできるようになるかもしれません。
ただし、音声には対応していませんので、音声を必要とする指導・支援の分析には向かないかもしれません。
このように万能ではないかもしれませんが、ボタンひとつでこれまでよりも効率的に活用できると思われた方は、是非活用されることをおすすめしますし、これが今後、端末の基本的な性能として備わることに少なからず期待せずにはいられません。
この実際の指導における活用事例についてまたご報告できればと思います。

郡司 竜平(ぐんじ りゅうへい)
北海道札幌養護学校 教諭
小学校支援級、通常級と担当させていただき、現在は札幌養護学校小学部にいます。ここでは、私が取り組んでいる特別支援教育におけるICTの活用について具体例を交えながらご紹介していけたらと考えています。
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