◉ネタ祭り
8月16日(土)に姫路市民会館で「第3回関西教育ネットワーク「真夏の大ネタ小ネタフルコース祭」」が開催されます。
私は置いといて、素晴らしい講師陣によるネタネタネタのオンパレード!
なんと参加者100名を超す、大きなセミナーになりそうです。
それだけみなさん使えるネタを渇望しているのでしょうね。
特に若い人たちはその傾向があるのかもしれません。
もちろん私もそうでした。
「明日から使える」「絶対に成功する」「これで完璧!」
といった文言がつくネタ本などに飛びついていたような気がします。
でも、実際その通りにしてみても、「うまくいかない。」「続かない。」というものもたくさんありました。
◉そもそもネタは
そもそも、自分がどういうつもりでそのネタを使っているのか分かっていませんでしたね。
大切なのは、
「自分のキャラにあっているのかどうか。」
「目の前の子どもたちにとって有益か。」
「何でそのネタをするのか。」
「何でそのネタが大切なのか。」
「そのネタを使うことのねらいは何なのか。」
と考えることだと思います。
中にはだれがやっても成功するようなネタもあると思いますが、自分というフィルターを通して実践することが大切です。
自分でうまく咀嚼して自分にぴったりなものにしていくことがいいかと思います。
もちろん失敗から学んで進化していけばいいことですが。
◉ネタのストック
新たなネタを入手したときに、目の前の子どもを思い浮かべて、
「これはあの時にこういうねらいをもって使おうかな。」
といったことをメモしておくようにしています。
今使えなくても、
「これは、1年生を担任したときに使えるな。」
「これは図工の授業をしたときに使えるな。」
と思えるものは、「ネタ帳」にでもストックしておくといいですね。
私はPC内にデータとしてストックしています。
「体育授業のボール運動のネタないかな~。」
「社会科の導入ですぐにできて楽しめる軽めのネタないかな~。」
「新学期はじめで子どもたちがつながれるゲームネタないかな~。」
などという時に、カテゴリー別に保存をしていたら便利です。
けっこう自分が忘れてしまっているネタは多いです。
それを見るたびに思い出します。
授業の中にネタを組み込むこともありますが、案外、ネタから授業を組み立てられることもあります。
◉ネタのたね あれこれ100
とりあえず100個ば~っとネタだけ列挙してみます。
【生活編】
○お休みカードにみんなのメッセージであったかい気持ちにする。
○誕生日にかぶりもので誕生日の意味をもたせる。
○誕生日カードは担任+みんなからのメッセージで一人一人を大切にする。
○その子にぴったりの漢字1字をプレゼント。
○群れになるな、チームになれ!と言い続けて仲間意識を常に持たせる。
○記録にICレコーダーを活用し、子どもの反応やよい行動を記録する。
○あいさつとありがとうは名前を呼んで。
○「励ましの声:賞賛の声」+「アドバイス」を意識する。
○バイキング方式配膳で、周りを見て動く。
○給食の数ものおかわりは食券で。
○お掃除プロ水(重曹水)で、ピッカピカにする。
○掃除プロライセンスカードでさらに掃除をやる気にさせる。
○配られたものを何でも音読する。
○毎日連絡帳にほめ言葉を隣の子に書いてもらう。
○「自分ノート」の活用で心の見える化。
○自由に使えるカメラをもたせて子ども視点で動きと表情を撮る。
○拍手は、「笑顔でその人に向かって素早く力強く心の前で」。
○ミニホワイトボード活用で、子どもたちの言葉でいっぱいにする。
○「いい行動ノート」で友だちのよさを発見する。
○帰りの会で毎日1分隣の子を褒めて、褒める視点を増やす。
○リズム遊びで心をひとつにする。
○テスト集めは数カ所で名前に分けてスピーディーに。
○朝一番の黒板メッセージ。(教師が書く→子どもが書く に)
○「ありがとう」回しで感謝の心を広げる。
○学級懇談の名前プレートの裏は保護者へ向けたメッセージ付きで。
○教師が1日1話をして雰囲気を盛り上げる。
○連絡帳を箇条書きではなく文で書いて書くことを鍛える。
○ノートタワーでみんなのがんばりを可視化する。
○ノートに名前をつけて愛着を持たせる。
○「あの子のがんばりミッケ!」ゲームで友だちのよさを発見する
○「わたしはだれでしょう?」ゲームで友だちのことをもっと知る。
○名刺を作って「どうぞよろしくの会」をする。
○カウントダウンポスターで意欲付け。
○写真を台紙に貼って、価値ある言葉の吹き出しをつける。
○ブラックボックスで自己紹介を楽しく。
○割り箸のくじは使えます。
○本日のピカイチノートで努力のモデル化。
【授業編】
〈全般〉
○相談の後はサクランボ挙手で仲良く発表。
○「日付、番号、名前」を合い言葉にして徹底する。
○自分の意思表示などネームプレート有効活用する。
○ノート展覧会で他の人のノートを意識し、仲間を賞賛する。
○国語辞典の使用を日常化する。
○マイクを使って素早く発表させる。
○立って自由にノートを見させていいものを真似させる。
○箇条書き大会で見つけ力や書く力をつける。
○参観日はおうちの人に挑戦状を作って家庭でも楽しむ。
○地名が出たら、常に地図帳早引き大会。
○テスト・ワークを真っ黒にして分析する。
○最後の授業参観は「感謝と成長の会」で感動的に。
○ペットボトル色変化でびっくりさせる。
○「?」集めを常に意識してたくさん見つける。
〈国語〉
○漢字練習、漢字テストは文をつくって書く。
○辞書早引き大会でとにかく辞書使用に慣れさせる。
○探せ!同音異義語!
○漢字ウォーリーを探せ!
○100マス作文。
○漢字高速読み。
○漢ド シンクロ読み。
○漢ド 班シンクロ読み。
○熟語しりとり。
○外来語(漢字表記)を探せ!
○同じ部首探し。
○アナグラム(名前文字並び替え)で言葉遊び。
○何読解漢字。
○言葉のピラミッド。
○音読カード(大きな声で、泣きそうに、、、)
○漢字チャレンジ問題を子どもに作らせる。
○漢字パズル。
○漢字の宝島。
○完璧読み。
○1p完璧読み。
○クラスの友だちの名前漢字テスト
〈算数〉
○ラッキーわり算。
○答えが○になる式集め。
○パリンドローム相性占い。
○「くもだるま」で割合克服。
○サイレントペア学習でコミュニケーション。
〈社会〉
○国名しりとり。
○地図帳バトル。
○歴史人物バトル。
○動物の名前の付く都道府県。
○3クエスチョンクイズ。
〈理科〉
○スライムつくり。
○科学手品の本。
○花王のマークで月の満ち欠け理解。
○マイ化石。
〈体育〉
○絆創膏おにごっこ。
○分裂手つなぎおにごっこ。
○跳び箱交差跳び。
○監獄ドッジ。
○無敵マンドッジ。
○全員シュートをうったらボーナス点。
○廃棄マットを教室で。
○水泳もペア学習。
〈道徳〉
○感謝の12年間。
○1年生家族からの手紙。
〈音楽〉
○バケツでリズム遊び
〈図工〉
○こびとづくり
○成長する立体
○新聞紙でへんしんへんしん
ネタじゃないものもありますね(^_^;)
ネタだけ追うのは危険です!
入手したネタは、取捨選択してじっくり咀嚼して、ねらいをもってうまくつかっていきましょう!
…といいつつ、ちゃっかり宣伝させていただきます。
「第3回関西教育ネットワーク「真夏の大ネタ小ネタフルコース祭」」
150名まで、まだまだ参加OKです!
ぜひ姫路へおこしください!
お申し込みは↓
宗実 直樹(むねざね なおき)
兵庫県姫路市立坊勢小学校 教諭
特別活動を学級づくりの中心に、「字をかき、汗をかき、恥をかき、頭をかき」ながら、子どもたちと共に伸びていく姿勢を大切にしています。日々是好日。地道に一歩ずつ精進していきたいです。
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