
2学期も終わりを迎え、同時にクリスマスも間近ですね。
兼務で本校に来ているシンガポール出身のALT(Assistant Language Teacher)の先生が、
サンタに手紙を出す活動をしようと提案してくださいました。
今回は、この取組を紹介したいと思います。
[サンタクロース 手紙 カナダ]等を検索にかけると、カナダ郵便局のサイトや
多くの取組を紹介するサイトがヒットします。11月ではかなり多くの小学校・中学校等で
似たような企画が行われたのではないでしょうか。
私は、中学部、高等部の生徒を対象にしました。
やり方は、次の通りです。
1. 生徒に自分のことを3文以上の英語で、そしてサンタさんに尋ねたいことを
3文以上という条件で、A4の紙に自由に書いてもらいます。
2. 自分に関することは、そんなに難しく考えないように
次のような例などを紹介しました。
My name is ・・・./I like ・・・./My favorite ○○ is ・・・.など。
3. サンタさんへの質問は、
Do you ・・・? Are you ・・・? What is ・・・?などです。
全盲の生徒は、パーキンスを使って点字で打ってもらいます。
それをALTの先生が墨字で英文をプリントアウトして、点字と墨字の両方を封筒に入れて送ります。
弱視の生徒は、かなり大きな文字(40ポイントほどでしょうか)になりますが、
手書きしたものをそのまま送ります。
病弱の生徒は余白に、色鉛筆やマーカーなどで好きな色でイラストを加え、
華やか楽しいものにして送ります。
病弱の1人の生徒に、封筒の宛名書きにチャレンジしてもらいました。
英語どころか、日本語でも手紙を書くという習慣がなくなってきているのでしょうか、
封筒に住所を初体験です。私が用意した封筒に、英語で住所の表記をしてもらいました。
住所の表記方法が、日本と異なり、大きな区域名から小さな区域名(国県市町村番地)
と全く反対の並べ方になっていることを豆知識として紹介しました。
このような事も日英の違いの一つとして生徒には新鮮に感じたようでした。
送り先は次のようになっています。詳細に興味関心がある方は、
上で紹介した検索をおためしいただければ幸いです。
(宛名住所)
Santa Claus
North Pole H0H 0H0
Canada
住所はこれで全てです。郵便番号や番地などもありません。
North Poleが北極という意味で洒落ていますね。
実はHOH HOHがサンタクロース宛の専用の郵便番号でもあるそうです(Wikipediaのサンタクロース参照) 。
宛名に遊び心があってユニークだと感心しました。
これで本当にサンタさんに届いて、返事が来るのだろうかと正直なところ心配しておりました。
でも、全部ではありませんが、19日に返事が届きました!!
11月21日に近くの郵便局から普通郵便扱いで手続きをしました。
カナダへの往復は3週間ほどかかったことになるようです。
なお郵便料金は、郵便局の窓口でお尋ねください。
同封する便せんの枚数により若干値段が違うかもしれません。
この文章が公開されている時点では、この企画を皆さんにお勧めする時期でないのが残念です。
来年もしご記憶に残っておれば、どうぞ英語学習の一貫(小学校の外国語活動)として試みてはいかがでしょうか。
追伸
この時期になると、一英語教師の立場から、X’masとXmasの表記が気になります。
さまざまなイルミネーションやデコレーションまたはチラシにこの文字が見られますよね。
X’masという表記も外国では認知されているようですが、
アポストロフィーの使用原則から考えてXmasが正しいようです
(理由については、インターネットにはこの表記についても多く検索できますので
ここでは触れないでおきます)。
些末なことかもしれませんが、身近なところでどちらの表記をしているか、
ちょっと目を向けてみられてはいかがでしょうか。

岩本 昌明(いわもと まさあき)
富山県立富山視覚総合支援学校 教諭
視覚に病弱部門が併置された全国初の総合支援学校。北陸富山から四季折々にふれて、特別支援教育と英語教育を始め、身の回りに関わる雑感や思いを皆さんと共有できたらと願っています。
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