2008.02.11
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「いのちの教育」/第9回子どもといのちの教育研究大会

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校 教諭 北川 誠

生は価値あるもの=毎日には価値がある大切なもの(自尊感情・自己肯定感)

 陰湿ないじめ、犯罪の凶悪・低年齢化などが社会問題となっている昨今は、「いのち」 が軽視されていると考えていいでしょう。
 全国の学校では今日も「いのちの尊さ」を伝える様々な取り組みが行われているに違いないと思いますが、今回はこの場をお借りして私が所属している「子どもといのちの教育研究会」についてこの機会に紹介させてください。

 本校は平成16年度から全校をあげて「いのちの教育」を校内研修のテーマとし研究をしています。
その理論的なバックボーンであり、総括的な指導者として本校の研究に示唆をいただいているのが前述の「子どもといのちの教育研究会」会長で東海大学文学部教授の近藤卓先生です。1999年に結成された同研究会は今年で結成9年目を迎えることになります。私のような小中高の教諭、養護教諭、医療関係者、宗教者、研究者、カウンセラーなど約60名の会員の多彩なメンバーが集まっています。活動としては広報誌を発行し、隔月で行われる勉強会と年に一度の研究大会を催しています。

 この学びの場でも過去に何回か取り上げられているので、詳しい活動についてぜひ興味 のある方は覗いてみてください。

●ポジティブに取り組む「いのちの教育」/子どもといのちの教育研究会
  http://www.manabinoba.com/index.cfm/6,3001,14,1,html

 ●いのちの教育の実践ワークショップ/子どもといのちの教育研究会 )
  http://www.manabinoba.com/index.cfm/6,5427,14,1,html

 ●いのちの教育の実践~ホスピスからの提言~/子どもといのちの教育研究会
  http://www.manabinoba.com/index.cfm/6,5439,14,1,html

 この文章をお読みになって会の活動に興味のある方は、下記のホームページにアクセスしてみてください。今月23日(土)に東京代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターで行われる第9回大会の詳しい情報を見ることができます。この研究大会をきっかけに、子どもといのちを考える輪がまた大きく広がることを期待し、会員としてひとりでも多くの方のご参加をお待ちしております 。
http://www.geocities.jp/inochi_no_kyouiku/

※写真は本校で行われた研究授業の様子と指導にいらっしゃった近藤卓先生(中央)です。
P1030010_s.jpgP1030011_s.jpgP1030012_s.jpg

北川 誠(きたがわ まこと)

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校 教諭
「駄洒落」を立派な日本の文化・言葉の見立てと考え、子どもたちからは「先生 寒~い」と言われてもめげず連発してます。モットーは「花には水を人にはユーモアを」。

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