あけましておめでとうございます。
今年こそ!と、テーマを決めて頑張ってみたいですね。
私は、一日過ぎるだけで何か自分をリセット(リフレッシュ)できるような感じが正月にはあるように感じるのですが、皆さんはどう感じているでしょうか。
原稿を書いている今日は年末の日直です。
冬休みなどの長期休業中の日直は、職員室で自分なりの課題をしていればよいので、普段手付かずのことを結構片付けるのに都合が良いのです。私の若い頃は、用事のない先生は学校へは出てきませんから職員室も少人数で来ている人も仕事をしに来ているという感じではないので、穏やか?な雰囲気だったと思います。
今は、仕事をしている人も多くて、落ち着かない感じを受けるのです。
のんびりと何するでもなく時間を過ごすことは、「そんなに悪いことではない」と思うのです。
仕事に追われるのではない仕事っていうのが教員の楽しさだったような気がします。
私は今日とても厳しい感じの一日になりそうです。
実は数日前からの腰痛が治らずにいます。昨日までは寝返りも思うように出来ない苦しさ。いたいというのも正座でシビレを切らせて、もう辛抱できないというときの感じと同じような苦しさ。シビレは正座をはずせば解放されるのですが、腰痛は逃げようがありません。
座っているだけで、少し苦痛ですが、じっとしている分にはそれほどでも無いようです。姿勢を変えるときなどに苦痛が伴うので何となく不安になりますね。
病気になってはじめて気づくことってありますね。
腰痛になって思ったのは「毛布一枚の厚さ」ですね。薄い一枚の厚みが寝返りの邪魔になるのです。
立ち上がっても体を傾けられないで何かしようとしても手はぶらぶらするだけで、何かふざけているような感じになります。家族もみんな忙しくしているということにも気づきますね。
腰痛になる前に久しぶりでお茶の稽古をしました。
冬のしつらえの炉の点前(てまえ)になります。たたみに切り込んだ炉に掛けられた釜から湯気が立ち込めます。
はじめに炭点前。炉に炭をつぐ所作を見てもらうのです。
最後に香を置きます。冬場は練り香で、熱気で香が立ち込めてくるのですが、このときは火に近すぎたのか燃えてしまいました。
濃い茶、薄茶の点前を稽古したのですが、エアコンを切って炉の熱だけで稽古していると、釜の湯が、しゅーしゅーと音をたてます。湯を汲む柄杓や茶碗からもほのかな白い湯気が見えます。
視覚や音から感じる暖かさが体に伝わってくる感じがします。
お茶をさしあげて、最後に水差しから柄杓で水を汲み上げて、釜に入れると、しゅーしゅーと暖かく音をたてていた湯の煮えがサッと落ちて部屋が一瞬でシーンと静かになります。この瞬間がとても感じがいいですね。
音をしっかり聞いて生活するということは日本の生活の中で大切な要素だったと思います。
茶道では、畳の上を歩く音、箸を置く音、お茶を飲みきるときの音を聞いて次の所作に入ります。
普段の生活で音を通して相手との関わりを取るということは、ほとんど無くなっているように感じます。
音に注意を向けて生活を見直して見るというのも一度試してみると良いかもしれないですね。
【写真】家でクリスマスイブの料理を作ったときのものです。
今年こそ!と、テーマを決めて頑張ってみたいですね。
私は、一日過ぎるだけで何か自分をリセット(リフレッシュ)できるような感じが正月にはあるように感じるのですが、皆さんはどう感じているでしょうか。
原稿を書いている今日は年末の日直です。
冬休みなどの長期休業中の日直は、職員室で自分なりの課題をしていればよいので、普段手付かずのことを結構片付けるのに都合が良いのです。私の若い頃は、用事のない先生は学校へは出てきませんから職員室も少人数で来ている人も仕事をしに来ているという感じではないので、穏やか?な雰囲気だったと思います。
今は、仕事をしている人も多くて、落ち着かない感じを受けるのです。
のんびりと何するでもなく時間を過ごすことは、「そんなに悪いことではない」と思うのです。
仕事に追われるのではない仕事っていうのが教員の楽しさだったような気がします。
私は今日とても厳しい感じの一日になりそうです。
実は数日前からの腰痛が治らずにいます。昨日までは寝返りも思うように出来ない苦しさ。いたいというのも正座でシビレを切らせて、もう辛抱できないというときの感じと同じような苦しさ。シビレは正座をはずせば解放されるのですが、腰痛は逃げようがありません。
座っているだけで、少し苦痛ですが、じっとしている分にはそれほどでも無いようです。姿勢を変えるときなどに苦痛が伴うので何となく不安になりますね。
病気になってはじめて気づくことってありますね。
腰痛になって思ったのは「毛布一枚の厚さ」ですね。薄い一枚の厚みが寝返りの邪魔になるのです。
立ち上がっても体を傾けられないで何かしようとしても手はぶらぶらするだけで、何かふざけているような感じになります。家族もみんな忙しくしているということにも気づきますね。
腰痛になる前に久しぶりでお茶の稽古をしました。
冬のしつらえの炉の点前(てまえ)になります。たたみに切り込んだ炉に掛けられた釜から湯気が立ち込めます。
はじめに炭点前。炉に炭をつぐ所作を見てもらうのです。
最後に香を置きます。冬場は練り香で、熱気で香が立ち込めてくるのですが、このときは火に近すぎたのか燃えてしまいました。
濃い茶、薄茶の点前を稽古したのですが、エアコンを切って炉の熱だけで稽古していると、釜の湯が、しゅーしゅーと音をたてます。湯を汲む柄杓や茶碗からもほのかな白い湯気が見えます。
視覚や音から感じる暖かさが体に伝わってくる感じがします。
お茶をさしあげて、最後に水差しから柄杓で水を汲み上げて、釜に入れると、しゅーしゅーと暖かく音をたてていた湯の煮えがサッと落ちて部屋が一瞬でシーンと静かになります。この瞬間がとても感じがいいですね。
音をしっかり聞いて生活するということは日本の生活の中で大切な要素だったと思います。
茶道では、畳の上を歩く音、箸を置く音、お茶を飲みきるときの音を聞いて次の所作に入ります。
普段の生活で音を通して相手との関わりを取るということは、ほとんど無くなっているように感じます。
音に注意を向けて生活を見直して見るというのも一度試してみると良いかもしれないですね。
【写真】家でクリスマスイブの料理を作ったときのものです。
中原 正治(なかはら まさはる)
徳島県立新野高等学校 教諭
50代は、タイピングコンクールでシニアの部に振り分けられました。情報化社会に生きるのは若い世代も高年齢の世代も年齢に関係ないですね。情報と理科を担当しています。
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