冬休み前、成績を出すために生徒の評価をしている私は、ふと教員の評価ってどうしているのだろうかと思います。
教員の勤務評価は、ここ数年で大きく変わってきていますね。新しい教員評価が全国で実施されているようです。徳島県はまだ、校長・教頭しか実施されていませんので、一般教員の評価は以前から行われている勤務評定のままです。
以前の勤務評定は、評定される本人に情報が開示されません。
これは時代遅れもいいところなのですが、いまだに、これは社会感覚からずれているという感じを持てない人も多いようです。
ところで、教師として学校の生徒評価は、どうしていますか?
評価の基準は明確ですか?
生徒が力を伸ばせるようにフィードバックしているでしょうか?
高校の場合は、大学受験が唯一の目標と思い込んでいる人もかなり?いるので、評価について話することは難しいのですが、小学校の先生と話をしていると生徒を見る目や評価について気づかされることが多くあります。
さあ、評価としての成績は生徒を元気付けるものになっているでしょうか。
冬休み前に、生徒に元気を与える手立てを担任は用意できているでしょうか。
教員評価に戻って考えてみると、これからの教員という仕事も今までとはだいぶ様変わりしてきそうです。キャリアを意識する形に変わりつつあります。
教員の評価では、校長との面談が新しく入るのが特徴のようです。
今まで、校長が「時機を見て教員と面談する」ということを、していない現状のほうが不思議な気がします。教員は教育活動として生徒に個別面談をして個々の目標や課題を明らかにするのは当然のことですよね。
仕事の実務を通して研修を深め、力を伸ばすという,オンザジョブトレーニング(OJT)が企業では重視されているようです。教育現場は、本来このOJTで支えられてきた歴史があります。
日本教育の強さは現場力と現場で学ぶシステムだったと思います。現場で学ぶためには現場の教員がその資質を維持しなくてはなりません。
しかし、その実態は無くなりつつありますね。
それは仕方ないことなのかもしれません。
では、新しい形は?
個人的に管理職との関係でキャリア形成を図る個人中心の取り組みになりますね。
教員評価の個人面談で,今年の課題や目標を一人一人の教員が出すことになるようです。
さあ、個人としての私は来年の課題や目標をどのように考えればよいのでしょうか。
私は、毎年その一年がどのような活動になったかを振り返るようにします。
できればレポートとして書くこと発表することが大切だと思っています。
また、来年に向けては、いくつかの教育補助を申請するようにしています。
来年度の取り組むテーマを考えて応募するのです。
例えば、科学教育研究助成金(奨励研究)をご存知ですか?
学びの場にもその紹介をしてくれているコーナーがありますね。
情報ファイル → 公募助成金情報
で、入っていけますので、一度のぞいて見るのはどうでしょうか?
[写真]メディアリテラシーの勉強会で、「私のメディア史」という活動の説明のときの板書。
教員の勤務評価は、ここ数年で大きく変わってきていますね。新しい教員評価が全国で実施されているようです。徳島県はまだ、校長・教頭しか実施されていませんので、一般教員の評価は以前から行われている勤務評定のままです。
以前の勤務評定は、評定される本人に情報が開示されません。
これは時代遅れもいいところなのですが、いまだに、これは社会感覚からずれているという感じを持てない人も多いようです。
ところで、教師として学校の生徒評価は、どうしていますか?
評価の基準は明確ですか?
生徒が力を伸ばせるようにフィードバックしているでしょうか?
高校の場合は、大学受験が唯一の目標と思い込んでいる人もかなり?いるので、評価について話することは難しいのですが、小学校の先生と話をしていると生徒を見る目や評価について気づかされることが多くあります。
さあ、評価としての成績は生徒を元気付けるものになっているでしょうか。
冬休み前に、生徒に元気を与える手立てを担任は用意できているでしょうか。
教員評価に戻って考えてみると、これからの教員という仕事も今までとはだいぶ様変わりしてきそうです。キャリアを意識する形に変わりつつあります。
教員の評価では、校長との面談が新しく入るのが特徴のようです。
今まで、校長が「時機を見て教員と面談する」ということを、していない現状のほうが不思議な気がします。教員は教育活動として生徒に個別面談をして個々の目標や課題を明らかにするのは当然のことですよね。
仕事の実務を通して研修を深め、力を伸ばすという,オンザジョブトレーニング(OJT)が企業では重視されているようです。教育現場は、本来このOJTで支えられてきた歴史があります。
日本教育の強さは現場力と現場で学ぶシステムだったと思います。現場で学ぶためには現場の教員がその資質を維持しなくてはなりません。
しかし、その実態は無くなりつつありますね。
それは仕方ないことなのかもしれません。
では、新しい形は?
個人的に管理職との関係でキャリア形成を図る個人中心の取り組みになりますね。
教員評価の個人面談で,今年の課題や目標を一人一人の教員が出すことになるようです。
さあ、個人としての私は来年の課題や目標をどのように考えればよいのでしょうか。
私は、毎年その一年がどのような活動になったかを振り返るようにします。
できればレポートとして書くこと発表することが大切だと思っています。
また、来年に向けては、いくつかの教育補助を申請するようにしています。
来年度の取り組むテーマを考えて応募するのです。
例えば、科学教育研究助成金(奨励研究)をご存知ですか?
学びの場にもその紹介をしてくれているコーナーがありますね。
情報ファイル → 公募助成金情報
で、入っていけますので、一度のぞいて見るのはどうでしょうか?
[写真]メディアリテラシーの勉強会で、「私のメディア史」という活動の説明のときの板書。
中原 正治(なかはら まさはる)
徳島県立新野高等学校 教諭
50代は、タイピングコンクールでシニアの部に振り分けられました。情報化社会に生きるのは若い世代も高年齢の世代も年齢に関係ないですね。情報と理科を担当しています。
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