情報化社会?って、ほんとに来ていますか?
ちょっと振り返ってみても、「別に・・・変わらないですね。」と思っていませんか?
情報化社会に対応した教育っていうのは、どういうものになるのでしょうか?
自分の授業で、どこが、何が変ったのでしょうか?
「・・・」、すぐには思いつかないですね。
変化について、案外私たちは鈍感なのかもしれません。
16日17日と大阪に行ってきました。
近畿高校総合文化祭大阪大会の開会行事と府立高校の視察に行っていました。
生徒実行委員長の挨拶に立った女子生徒は金々の茶髪でした。
どうなのかな?と思ってしまうのは年取った私くらいなのでしょうか?
大阪のような学校数も多い地域で取組まれるのだから、さぞ広くPRがされて、一般の方や高校生が多数参加できるような工夫がされているのかな?と、楽しみにしていたのですが、何か残念な感じを受けました。
視察する府立高校としては、松原高校を選んでE校長先生に会いに行きました。大阪府立松原高校は新任教員として4年間勤めた学校です。新任の1年目一緒に担任してくださったのが校長のE先生です。同期に赴任したI先生は就職指導の担当で頑張っておられました。新任教員としてよく使っていた化学実験室・準備室も覗いて見ると、懐かしい思い出ですね。
教室に配置されている情報コンセントについて、活用する方法を考えたいとE校長先生から相談されました。学校の施設設備を有効に活用して教育実践の成果を高めようと、工夫する姿勢に感心しました。
「管理職とはこうあってほしいですね。」という感じです。
そういえば、私も普通教室に配備された情報コンセント(校内LAN)は使っていないですね。
全国の学校では、どのように活用されているのでしょうか?
そんなことを考えていると、ふと、「情報化社会に対応した教育っていうのは、どうなるのだろうか?自分の授業で、どこが、何が、変ったのでしょうか?」と思いました。
時々、ふと立ち止まって考えて見たいものです。
例えば、「携帯電話は、いつから?使うようになったのだったかな」と、自分に問い返してみましょう。
テレビだって、私が小学校へ行く前には家に無かったですね。
近所に見に行きました。家にテレビが来た時に、近所の人が家に見に来たのを覚えています。
今の生活では、考えられないですね。
電話なら、「ポケベルを覚えていますか?」その前にテレフォンカードなんかもありましたね。
国際電話がとても高くて、遠距離電話をかけるとき、例えば、沖縄にあそびに行った時に大阪まで電話するのに、公衆電話に10円玉を山のように用意して、10円玉を入れながら話したことを覚えています。入れるのとカチャカチャと10円玉が落ちていくのが同じくらいのスピードだったですね。
テレビはネット社会になっても、ウェブ2.0の時代?といわれても、強いですね。
家でテレビを見ながらネットをするという感じが一般的?と、どこかで読みました。
私の生活では、テレビの前でゴロゴロしているだけの状態ですから、だいぶ古い状態で固定されているのかもしれません。
ほんの10年前、というより数年前のことを振り返るだけで、社会は変っていることに気づきませんか。では、変化に伴って、学校の授業という営みは何が変ったのでしょうか?
視聴覚教育という映像を教材に活用しようという取組が消えて、情報という得体の知れない何者かがうろついています。
教員は手書きのプリント作成はしなくなり、パソコンでプリント製作し、成績処理を表計算でするのが普通になりました。
私はまだまだ、手書きでプリントをつくりたい感じですね。
鉄筆で原稿を書いて、輪転機でプリントを印刷していたときのことを思い出します。
ワープロという機械があったのはご存知ですか?
OHPや16mmフィルムは覚えていますか?
VHSのビデオ映像録画からパソコンを活用したデジタル映像へ変ってきています。
ビデオにはβ方式とVHS方式があったのを覚えていますか?
私の、そして私たちの周りのメディアがどのように変ってきたのか、振り返ることは情報化社会で生きるためのメディア学習にとって大切な入り口になります。
11月23日に徳島で、一回目のメディア・リテラシーのセミナーを実施します。
学校の中だけでなく、市民活動として、生涯学習を手作りで作り出す取組として続いていくことが出来ればいいなと思っています。
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写真上:近畿高校総合文化祭大阪大会の総合開会式のリハーサル。
写真中:同じく美術部門の部門開会式の準備風景。
写真下:12月1~2日の徳島県高校総合文化祭茶道部門で使うお菓子をこの中から選ぶ。
ちょっと振り返ってみても、「別に・・・変わらないですね。」と思っていませんか?
情報化社会に対応した教育っていうのは、どういうものになるのでしょうか?
自分の授業で、どこが、何が変ったのでしょうか?
「・・・」、すぐには思いつかないですね。
変化について、案外私たちは鈍感なのかもしれません。
16日17日と大阪に行ってきました。
近畿高校総合文化祭大阪大会の開会行事と府立高校の視察に行っていました。
生徒実行委員長の挨拶に立った女子生徒は金々の茶髪でした。
どうなのかな?と思ってしまうのは年取った私くらいなのでしょうか?
大阪のような学校数も多い地域で取組まれるのだから、さぞ広くPRがされて、一般の方や高校生が多数参加できるような工夫がされているのかな?と、楽しみにしていたのですが、何か残念な感じを受けました。
視察する府立高校としては、松原高校を選んでE校長先生に会いに行きました。大阪府立松原高校は新任教員として4年間勤めた学校です。新任の1年目一緒に担任してくださったのが校長のE先生です。同期に赴任したI先生は就職指導の担当で頑張っておられました。新任教員としてよく使っていた化学実験室・準備室も覗いて見ると、懐かしい思い出ですね。
教室に配置されている情報コンセントについて、活用する方法を考えたいとE校長先生から相談されました。学校の施設設備を有効に活用して教育実践の成果を高めようと、工夫する姿勢に感心しました。
「管理職とはこうあってほしいですね。」という感じです。
そういえば、私も普通教室に配備された情報コンセント(校内LAN)は使っていないですね。
全国の学校では、どのように活用されているのでしょうか?
そんなことを考えていると、ふと、「情報化社会に対応した教育っていうのは、どうなるのだろうか?自分の授業で、どこが、何が、変ったのでしょうか?」と思いました。
時々、ふと立ち止まって考えて見たいものです。
例えば、「携帯電話は、いつから?使うようになったのだったかな」と、自分に問い返してみましょう。
テレビだって、私が小学校へ行く前には家に無かったですね。
近所に見に行きました。家にテレビが来た時に、近所の人が家に見に来たのを覚えています。
今の生活では、考えられないですね。
電話なら、「ポケベルを覚えていますか?」その前にテレフォンカードなんかもありましたね。
国際電話がとても高くて、遠距離電話をかけるとき、例えば、沖縄にあそびに行った時に大阪まで電話するのに、公衆電話に10円玉を山のように用意して、10円玉を入れながら話したことを覚えています。入れるのとカチャカチャと10円玉が落ちていくのが同じくらいのスピードだったですね。
テレビはネット社会になっても、ウェブ2.0の時代?といわれても、強いですね。
家でテレビを見ながらネットをするという感じが一般的?と、どこかで読みました。
私の生活では、テレビの前でゴロゴロしているだけの状態ですから、だいぶ古い状態で固定されているのかもしれません。
ほんの10年前、というより数年前のことを振り返るだけで、社会は変っていることに気づきませんか。では、変化に伴って、学校の授業という営みは何が変ったのでしょうか?
視聴覚教育という映像を教材に活用しようという取組が消えて、情報という得体の知れない何者かがうろついています。
教員は手書きのプリント作成はしなくなり、パソコンでプリント製作し、成績処理を表計算でするのが普通になりました。
私はまだまだ、手書きでプリントをつくりたい感じですね。
鉄筆で原稿を書いて、輪転機でプリントを印刷していたときのことを思い出します。
ワープロという機械があったのはご存知ですか?
OHPや16mmフィルムは覚えていますか?
VHSのビデオ映像録画からパソコンを活用したデジタル映像へ変ってきています。
ビデオにはβ方式とVHS方式があったのを覚えていますか?
私の、そして私たちの周りのメディアがどのように変ってきたのか、振り返ることは情報化社会で生きるためのメディア学習にとって大切な入り口になります。
11月23日に徳島で、一回目のメディア・リテラシーのセミナーを実施します。
学校の中だけでなく、市民活動として、生涯学習を手作りで作り出す取組として続いていくことが出来ればいいなと思っています。
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写真上:近畿高校総合文化祭大阪大会の総合開会式のリハーサル。
写真中:同じく美術部門の部門開会式の準備風景。
写真下:12月1~2日の徳島県高校総合文化祭茶道部門で使うお菓子をこの中から選ぶ。
中原 正治(なかはら まさはる)
徳島県立新野高等学校 教諭
50代は、タイピングコンクールでシニアの部に振り分けられました。情報化社会に生きるのは若い世代も高年齢の世代も年齢に関係ないですね。情報と理科を担当しています。
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