7月になって学校は夏モード?
高校はテストの季節ですね。テストって、どうしてますか?
テスト対策プリントを配って、しっかり覚えなさいと説明します。テスト範囲をしっかり自分で勉強してテストを受けるということが出来ない生徒たちに、どのようにテストで自信を持ってもらうかが課題です。
テスト問題を簡単にしたら解決するものではありません。自信というのは、自分もやれば出来ると感じるものです。テスト対策として頑張ってみようと思えるようになることですね。
今年私の授業を受けている生徒は、多くが覚えることが苦手です。苦手と言っても覚えること自体が、能力的に難しいというより覚える方法や根気強さを身につけていないということです。
その一番は、「おれは無理や」とすぐ言うことや、覚える課題をただ漠然と見つめているということが多いということです。辛抱して努力した結果が良い点だった。とか、努力してやっと目標点をクリアできた。という成功体験が少ないことも大きな要素だと感じています。
さあ、どうしようか!
色々とアイデアを出してためしてみることも大切ですね。そんな意見交換が出来る場所があるといいのですが・・・。最近は教科会議でも、お互い突っ込んだ議論はしなくなったですね。
一つ私がしていることは、覚える課題はテストに出す問題を事前に教えておきます。答えは漢字で書くようにさせます。どれを覚えればよいのか確信が持てないので努力できないという生徒へ愛の鞭ですね。
教師の課題はそれでも覚えてこない生徒にどう迫るかですが・・・。
以前は小テストを実施して、全問正解になるまで放課後呼び出して、覚えるまで見ていました。どんな覚え方をしようとしているのか見ているとその生徒の今までに学んできた個人史を見るような感じがします。
化学の元素記号の小テストの時に、次々合格して生徒は帰っていきます。遅くまで残ってもクリアできない生徒に話しかけて、励ましてみます。でも、クリアできないのですね。
最後まで残った生徒の中にアルファベットが読めないという生徒もいました。その生徒と放課後アルファベットの練習をして、アルファベットが書けるようになってから化学の元素記号のテストは合格しました。
徳島は蒸し暑くて教室は学ぶ環境とは言えない状態ですね。
近隣の高校では教室にクーラーが設置されています。全国的にはどうなのでしょうか?夏場に勉強するのは暑いのが当たり前と育ってきた私ですが、今は冷房があるほうが良いかな?と思います。
紫陽花の花も雨にぬれて、しっとりとした美しさが心を和ませてくれますね。
私の学校は7月5日から定期考査になります。高校では定期考査「1週間前」というのが特別な意味を持っていて、テスト週間というのでしょうか、職員室は入室禁止でテスト範囲を指示したり定期考査に向けて準備させることになります。
テスト問題を作成するのは、教師の楽しみ?ですね。辛い?と思うときもあるかな。授業の成果を確認することでもあるので、授業が上手く出来ているかどうかが、この時期の気持ちを左右しますね。
ところで、テストというと、「紙に書かれた問題をする」というのが当たり前になっていませんか?
情報科目を担当しているので、実技実習テストを実施しようと数年前から準備してきました。
実技実習テストでは、生徒の気持ちが違いますね。こちらを見る目や態度は、説明を聞こうとする気持ちが伝わってくるように感じます。実施することは普段の授業と同じなのですが、授業態度や言葉使い(質問の仕方)などもチェックポイントとして先に伝えることで、テスト項目として意識させるようにしています。
情報機器を活用してのテストもするのですが、情報機器を使わない授業でも実技テストのようなテストは出来ないのでしょうか?
「今日は評価授業をするよ!」と、生徒に言って授業をすることをしています。授業態度や課題への取組み方などを「評価としてチェックします」ということで授業を進めます。普段から授業態度や課題への取組み方に課題がある生徒が多いので、一人一人注意しながら「授業を頑張らせる」ということを課題にしているのですが、生徒の授業態度が変わるためには、自分で「頑張って、しよう!」と思う気持ちが持てるかどうかが大きなポイントだと感じています。
さてさて、7月の定期考査、結果は如何に?ですね。
高校はテストの季節ですね。テストって、どうしてますか?
テスト対策プリントを配って、しっかり覚えなさいと説明します。テスト範囲をしっかり自分で勉強してテストを受けるということが出来ない生徒たちに、どのようにテストで自信を持ってもらうかが課題です。
テスト問題を簡単にしたら解決するものではありません。自信というのは、自分もやれば出来ると感じるものです。テスト対策として頑張ってみようと思えるようになることですね。
今年私の授業を受けている生徒は、多くが覚えることが苦手です。苦手と言っても覚えること自体が、能力的に難しいというより覚える方法や根気強さを身につけていないということです。
その一番は、「おれは無理や」とすぐ言うことや、覚える課題をただ漠然と見つめているということが多いということです。辛抱して努力した結果が良い点だった。とか、努力してやっと目標点をクリアできた。という成功体験が少ないことも大きな要素だと感じています。
さあ、どうしようか!
色々とアイデアを出してためしてみることも大切ですね。そんな意見交換が出来る場所があるといいのですが・・・。最近は教科会議でも、お互い突っ込んだ議論はしなくなったですね。
一つ私がしていることは、覚える課題はテストに出す問題を事前に教えておきます。答えは漢字で書くようにさせます。どれを覚えればよいのか確信が持てないので努力できないという生徒へ愛の鞭ですね。
教師の課題はそれでも覚えてこない生徒にどう迫るかですが・・・。
以前は小テストを実施して、全問正解になるまで放課後呼び出して、覚えるまで見ていました。どんな覚え方をしようとしているのか見ているとその生徒の今までに学んできた個人史を見るような感じがします。
化学の元素記号の小テストの時に、次々合格して生徒は帰っていきます。遅くまで残ってもクリアできない生徒に話しかけて、励ましてみます。でも、クリアできないのですね。
最後まで残った生徒の中にアルファベットが読めないという生徒もいました。その生徒と放課後アルファベットの練習をして、アルファベットが書けるようになってから化学の元素記号のテストは合格しました。
徳島は蒸し暑くて教室は学ぶ環境とは言えない状態ですね。
近隣の高校では教室にクーラーが設置されています。全国的にはどうなのでしょうか?夏場に勉強するのは暑いのが当たり前と育ってきた私ですが、今は冷房があるほうが良いかな?と思います。
紫陽花の花も雨にぬれて、しっとりとした美しさが心を和ませてくれますね。
私の学校は7月5日から定期考査になります。高校では定期考査「1週間前」というのが特別な意味を持っていて、テスト週間というのでしょうか、職員室は入室禁止でテスト範囲を指示したり定期考査に向けて準備させることになります。
テスト問題を作成するのは、教師の楽しみ?ですね。辛い?と思うときもあるかな。授業の成果を確認することでもあるので、授業が上手く出来ているかどうかが、この時期の気持ちを左右しますね。
ところで、テストというと、「紙に書かれた問題をする」というのが当たり前になっていませんか?
情報科目を担当しているので、実技実習テストを実施しようと数年前から準備してきました。
実技実習テストでは、生徒の気持ちが違いますね。こちらを見る目や態度は、説明を聞こうとする気持ちが伝わってくるように感じます。実施することは普段の授業と同じなのですが、授業態度や言葉使い(質問の仕方)などもチェックポイントとして先に伝えることで、テスト項目として意識させるようにしています。
情報機器を活用してのテストもするのですが、情報機器を使わない授業でも実技テストのようなテストは出来ないのでしょうか?
「今日は評価授業をするよ!」と、生徒に言って授業をすることをしています。授業態度や課題への取組み方などを「評価としてチェックします」ということで授業を進めます。普段から授業態度や課題への取組み方に課題がある生徒が多いので、一人一人注意しながら「授業を頑張らせる」ということを課題にしているのですが、生徒の授業態度が変わるためには、自分で「頑張って、しよう!」と思う気持ちが持てるかどうかが大きなポイントだと感じています。
さてさて、7月の定期考査、結果は如何に?ですね。
中原 正治(なかはら まさはる)
徳島県立新野高等学校 教諭
50代は、タイピングコンクールでシニアの部に振り分けられました。情報化社会に生きるのは若い世代も高年齢の世代も年齢に関係ないですね。情報と理科を担当しています。
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