2007.05.30
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親しき仲にもスパイスを

株式会社内田洋行 須藤 綾子

強い日差しと紫外線が気になるものの、屋外で過ごすのが心地よい季節になりました。

まだまだ駆け出し新社会人のわたしです。


入社して早2ヶ月ということで、同期のメンバーとも、日々の研修やその合間の雑談などを通して、徐々に親交も深まってきました。


そんな中、数名の同期の提案によって、互いの専門分野や興味のある事柄について発表しあう「勉強会」なるものが行われることになりました。これは就業時間後に有志のみで行われるもので、各人が繰り広げる30分ほどの発表には、毎回驚きの連続でした。


“それぞれの好きな分野について、皆と知識を共有したり、問題提起するために発表する”時間なだけあって、同期のメンバーが用意してくれる発表には毎回舌を巻くばかりでした。


研修の際には、グループでのディスカッションや、短いプレゼンテーションなどで、同期のメンバーのことを知る機会は多々ありました。しかし、研修では毎回与えられたテーマに沿って語ることが多いため、この「勉強会」で同期が好きな話題について話す様子は、まさに水を得た魚でした。


最新のテクノロジーについてや、インターネット環境について、本から学んだ目標設定の仕方など、発表の内容は多岐に渡っています。普段はクールな印象を与える人が熱く語る姿を新鮮に感じたり、鋭い質問を投げかける同期の姿を見ては関心すること数知れず。


各人が強い思いを持つトピックについて熱く語る姿は、背筋の伸びる、心地よい緊張感を与えてくれるものでした。


業務としての研修やその合間の談笑、そしていつもよりリラックスできるお酒の席くらいしか同期を知る時間がなかったのですが、新たにこの「勉強会」を始めたことによって意外な一面を発見するなどして、互いの理解を深めることができているように感じます。


出会った相手の1面を切り取っては「○○な感じな人だ。」などというように、イメージを決めてしまうことは相手に失礼だし、何より勿体無いことのようですね。身近な人たちと真の意味で親しくなるには、相手の新たな一面を引き出せるような、目新しい機会を設けることも必要だと改めて感じました。
(そういえば学生時代に留学していた時には、様々な交流イベントがあって友達の輪が増えたものでした。)

そして何より人と人との距離を近づけるものは、互いのことをもっと知りたいと思う気持ちであるということは間違いないようです。


普段はあまりアクティブではない私ですが、近々アクティブな休日を計画して友人を誘い、新境地を開拓しようかと考える新緑美しい日でした。


写真
上:散歩道でみつけたきれいな花壇

中:焼き物の町のトイレの壁は一味違いました@益子焼

下:これを見ずに益子へ行ったとは言えません
1.jpg2.jpg3.jpg

須藤 綾子(すどう あやこ)

株式会社内田洋行
この春から新社会人になりました!  フレッシュな目線で、明るく楽しく、時には真剣に。 つれづれなるままに綴っていきます。

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