2016.02.01
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有田和正先生に学ぶ~教材はシンプルに~

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさん、こんにちは。

やっと冬らしくなりました。

インフルエンザも流行する時期ですね。みなさんも、子どもたちの体調に気をつけていきましょう!!

さて、有田先生に学ぶシリーズ。

今回は、実際に私が公開授業をして学んだことを紹介していきます。

1月20日と27日に社会科の授業を公開する機会をいただきました。しかも、27日は授業の後、参観者への講座もありました。

どちらも、5年生の社会科「情報化社会を生きる」の単元でした。

私は、研究・公開授業が大好きです。

 子どもたちにも、私にも良い刺激になります。研究・公開授業といっても普段通りの授業をしています。このような子どもたちに育てたい、なので、今、このようなことを大切に指導している・・・、ということを大切に授業をしているので、普段通りの授業をしています。   

 ただし学校全体で研究をしている内容の場合は、職員で考えた授業を代表して行うわけですから、自由度は下がりますが、普段通りの授業を心がけています。

 

 さて、今回、短期間に2回授業をして気がついたことがあります。自分の未熟さも思い知らされたのですが、「ゆさぶる」ための教材を研究するときのポイントを身をもって知ることができました。

(1)「ゆさぶる」ための教材はシンプルに「1つ」

  私の悪い癖なのですが、教材をたくさん用意しすぎる・・ということがよくあります。これは、セミナーで登壇する時もよくあることで、レジュメの半分も話せなかったということもよくあります。これでは、私も受講者も消化不良です。授業も同じで用意した教材をたくさん提示しすぎでも、子どもたちが消化不良になるだけだと思いました。教師側としては、たくさん教材は用意しておくのだけれども、実際に使うのは、子どもたちの様子を考えて、1つにしぼることで、学習効果はより大きくなります。1つにしぼっておくと、子どもたちで「話し合い」もできます。「話し合い」から「新たな知識」を見つけることができます。これこそ、アクティブラーニングの1つなのだと思います。

(2)「ほめるため」(フォローを入れるため)に教材はシンプルに「1つ」

  研究授業でも指摘されたのですが、子どもたちへのフォローが少ない時があるのでは・・・ということでした。正直、私自身、最近「フォローの仕方があまいなあ・・。」と少し悩んでいたところでした。その原因として、「教材」が多すぎるということが考えられました。私の場合、速く終わってしまった場合に備えて、1つのめあてにたどり着くのに、2、3この教材を用意しておき、それごとにゆさぶり、話し合いを進めていました。時間が足らなくなって当然です。時間がないから、「ほめる」こと、つまり「フォロー」ができず、子どもたちの活動が滞ってしまうのです。そして、話し合いが進まず、こちらが引っ張る形になる時がある・・・。

 研究授業をして、原因がわかり、すっきりした感覚でした。「ほめるため」、「フォロー」を入れるために、教材研究をするのです。

 

 以上は、有田先生もよくおっしゃられていたことなのです。分かっているけれど、実際には難しいなと思いました。しかし、実際に授業をし、見ていただき、指導していただくことで、確実に有田先生の教育技術が自分のものに少しでもなったような気がしました。

 

 さあ、明日は、となりのクラスで追試をさせていただきます。

 やはり、私は授業人、教育実践人なのです(笑)。

 それでは。 

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

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