2016.01.25
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Facebookは、仕事でも使えるコミュニケーションツール

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長 安居 長敏

かなり前から、仕事上の情報受発信ツールとしてFacebookを利用しています。その流れもあって、以前はメール等でやり取りしていた仕事上の連絡も、Facebookメッセージで済ませることが多くなりました。

プライベート以上に「仕事」で使うユーザーとして

Facebookと聞くと、基本、実名登録ということが影響してか、本校の先生でも利用を好まれない方がけっこうおられます。プライベートではLINEが一番人気のようで、連絡その他、それで十分足りていて、わざわざFacebookを使う必要性が見当たらないということのようです。

もちろん、それはそれでかまわないのですが、私のようにFacebookをヘビーに利用する立場からすると、「なぜ、こんなに便利なツールを使わないの?」と思えてなりません。

ことあるたびに「使ってみたらどう?」って勧めるのですが、決まって聞こえてくるのは

わざわざプライベートを他人に明かして何になるの?
そんなの、ただの自己満足やん!

・・・っていうセリフです。

はい! 確かに、使っていない人からすれば、そういう捉え方になりますよね。

でも、よく考えてみれば、親しい相手になればなるほど、お互いのプライベートな部分を知っているし、そういうことを会話の中で話題にします。仕事上の付き合いだって、かなりの部分、日頃の生活とリンクしている人も多いと思います。

ならば、face to face のリアルなシーンに限定せず、仕事上お付き合いのある人や友達同士なら、Facebook上でも同じように振る舞ってもいいんじゃない。むしろ、離れていたり、時間的な制約等があってなかなか会えない人とのコミュニケーション手段としては、大いに有効なモノになるはず。

使う側としては、そう思うわけです。

使えば使うほど、そのネットワークに助けられる

事実、最初は狭い範囲で使っていたFacebookも、友達の友達との関係性が出てきたり、仕事上知り合った方々とのご縁が広がったりしていくうちに、かなり大きく、結びつきの強いネットワークができてきました。

そうこうしているうちに、プライベートな話題がお互いを近づけてくれたり、共通の趣味が仕事につながったり、人を紹介したり、人から紹介されたりするなど、どんどん「人の縁」がリアルな出会いと重なり、日常とFacebookのタイムラインとがリンクするようになってきました。

友達から紹介され、会うより先にFacebook上でつながった方もおられます。また、Facebookをやっていたからこそ実現したこと、成果が得られたことも少なくありません。

こうなると、電話やメールよりfacebookのメッセージで連絡を取り合うことが多くなり、極力無駄を省いた形で仕事上の案件も処理できるようなコミュニケーションが成立します。

SNSの世界で言えば、LINEやTwitterもあります。写真(画像)共有ではInstagramなんかもあります。それぞれ得意とする分野、活用形態があり、いわば一長一短。その中でもFacebookは、社会人の利用が多く、仕事上もっとも有効かつ効率的に使えるツールだと思います。

仕事だけに使うといった形で利用されている方も、かなりおられます。 ぜひ、みなさん方も使ってもらえたらと思います。

そして、私ともつながっていただき、情報交流をさせていただければ幸いです。

☆私のFacebook → こちらからどうぞ

安居 長敏(やすい ながとし)

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長
私立高校で20年間教員を務めた後、コミュニティFMを2局設立、同時にパソコンサポート事業を起業。再び学校現場に戻り、21世紀型教育のモデルとなる実践をダイナミックに推進中。

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