みなさん、あけましておめでとうごさいます!
2016年、どのような年にしたいでしょうか?
今年も私の記事を読んで、一人でも多くの先生方が元気になってくだされば幸いです。
共にがんばっていきましょう。
さて、今回は有田和正先生シリーズは一回お休みです。
1月末に明治図書より出版される私の単著、「子どもと保護者の心をわしづかむ!デキる教師の目配り・気配り・思いやり」について紹介します。
私は「お互い様」という言葉が大好きです。お互いがお互いを思いやる温かい日本語です。この「お互い様」について、クラスで話をします。「お互い様」の精神は人間関係だけでなく、物事をうまく運んでくれます。しかし、その「お互い様」がだんだん消えていっているように感じています。それはモンスターペアレンツ、学級崩壊という言葉で、教育界では表現されています。
こう書いくと、「保護者や子どもたち」の問題のように聞こえますが、それは「教師」が引き起こした問題でもあると思います。
保護者や子どもたちが荒れるのは、学校側の普段の対応や初期対応のまずさが原因です。
学級は子どもと先生でつくるもの。保護者は関係ないという考えもありますが、保護者はつねに、学級に関心をもっています。そして、一緒に学級に参加したいと思っている保護者の方はたくさんいるのです。
この本では、子どもの心をつかむのはもちろんのこと、保護者の心もつかむ学級経営の方法や授業の進め方、行事の持ち方を具体的に紹介していきます。
学級経営と授業経営は分離して考えることはできません。もちろん行事もです。学級経営、授業経営、行事を1つのものとして考えることで、より安定した学級、一人一人が成長できる学級を目指します。そして、「お互い様」の精神、ここでは「思いやり」という言葉を使いますが、「思いやり」を大切にしながら、学級経営、授業経営、行事について考えることで、その成長は加速します。
この本では、学級経営、授業や行事について、具体的に実践例を紹介していきます。
ぜひ、手にとっていただければ幸いです。
印刷が完成次第、学びの場.comさんの編集部に送り、プレゼントにもしたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
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