みなさん、こんにちは。京都は底冷えが厳しいです。
うわさには聞いていましたが、京都の冷えは、岡山や大阪と違っていました。
毎朝、6時のバスに乗るのですが、寒さで身が引き締まる思いです。
みなさんも、かぜには十分気を付けて、よい年末をお過ごしください。
さて、出版社よりOkが出ましたので、紹介いたします。
私の単著です。
明治図書さんより、28年1月に発刊です。
松森靖行 著
「学級経営サポートBOOKS
子どもと保護者の心をわしづかむ!デキる教師の目配り・気配り・思いやり」
定価:約2,000円
もうすぐ、明治図書さんのHPやアマゾンで予約ができると思います。
また、私が行くセミナーでは、直接販売させていただこうと思っています。
学級経営や授業のアイデアを、ベクトルを子どもたちにだけでなく、保護者の皆様へ向けて、アイデアや理論を紹介しています。
第一章が学級経営や保護者対応 第二章が授業のアイデアについて書いています。
よろしければ、手にとってくだされば幸いです。
実際に書店に出回るころ、この学びの場.comさんでも、紹介やプレゼント企画にしていただこうかと考えています。
さて、有田先生に学ぶの課題・めあてのもたせ方の2です。
まず、有田先生は、「子どもが目をまるくするもの」と提案されています。
つまり、「えっ!!どうして!!」「いわれてみれば!!」と子どもたちが思うもの、ということです。
「材料7分に腕3分」と有田先生はおっしゃられています。つまり、指導技術も大切だが、教材の選び方で授業のほとんどが決まってくるということです。
しかし、実際に時間はないし、教科書があるのだから・・・というのが本音でしょう。
最終的にきちんと身に付けておきたい内容は教科書で確認しています。教科書の内容はきちんと教えます。しかし、私の場合、教科書は「資料的」「副読本的」存在です。
私が用意した教材を中心に課題を追求していきます。
その課題を選び、どのように出会わせるか、どこでどう考えさせるのか・・・少なくとも2,3か月前から考えていると思います。(今、思い返させばですが)
例えば、5年生社会科の「暖かい地方、寒い地方のくらし」の教材として、「ある電化製品の普及率ランキング」を使いました。こたつの普及率46位は北海道です。ここで、私も子どもたちも「あれっ!?」と思いました。そこから、追求が始まります。
「お米の種類は何種類あるか」「漁師さんたちは、どこを見て仕事をしているか」「日本の食材だけでお弁当はつくれるのか」・・・などなど、良いか悪いかは別として、今年もいろいろな教材を開発しました。
前回にも述べましたが、「普段からたくさんの教材を追っていく」という有田先生の言葉が身に沁みました。いろいろ追っていくと、大人でも「あれっ?」と思うことがあります。これが、子どもたちへの教材となるのです。
しかし、あれっ?と思うには、教師も普段からアンテナを常に張っておく必要がありますね。
今、1月の公開授業に向けて準備をしています。社会科「情報化社会」です。ネタとしては、数年前から追っているものですが、いまだに、どのネタをどのように使うか、かなり悩んでいます。混沌としています。先日、社会科の初志の会の定例会に参加しました。大先輩方も、私の授業公開を楽しみにしてくれています。そして、一緒に悩んで下さいました。お酒を飲みながら・・・。すごくうれしかったです。「情報化社会」の授業はむずかしいからなあ・・・とおっしゃられていました。
たぶん、ぎりぎりまで悩むと思います(笑)
みなさんも、大いに悩んでくださいね!!
その公開授業のお知らせです。
平成28年1月20日(水) 14:15~
寝屋川市 市教研社会科部 公開授業
寝屋川市立木屋小学校 5年生 松森学級 「情報化社会」
授業公開・指導講評・討議
授業者:寝屋川市立木屋小学校 松森靖行
指導助言者:兵庫県赤穂市立原小学校 教頭 古川光弘氏
参加されたい場合は、公共交通機関で(京阪電車香里園駅)直接おいでください。
その際、身分の分かるもの(学校で使用している名札)などをご用意ください。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
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