みなさんこんにちは。いよいよ2015年が始まりました。2014年度も残り3か月です。この3か月で、できることはたくさんあります。
最後の最後まで、子どもたちを鍛えていきましょう。
さて、今回は「キャリア教育」について話をしたいと思います。私自身、キャリア教育については、深くは分かっていないのですが、簡単に言うと「将来自分に合った職業にきちんとつくための教育」であると考えています。
先日、学校で女性のベテランの先生と話をしました。「松森先生、冬休みにみんなでキャリア教育の研修に出たんです。なかなか難しかったのだけど、一緒に行った先生が、『松森先生がいつも子どもたちに言っていることですよ。』と言っていました。具体的に、どのような指導を学級でされているのか、とても興味を持ちました。また学級をのぞかせてください。」というお話でした。
私がいつも言っていること、それは「大人なって役に立つ力を身につけよう」ということです。特に3学期になると、その色は濃くなると思います。どうしてあいさつをすることが必要なのか、どうして授業中に発表することが必要なか・・・。今やっていることが、大人になったらどのような力になるのか、具体的に話をしていきます。1学期にも、そのような話はするのですが、そんなに重くない話をするようにしています。
「大人になって役に立つ力」を各学期に、私がどのような意識で指導をしているかというと、以下のようになります。
1学期・・・・力の定着 楽しむということ
2学期・・・・力の反復 育てるということ
3学期・・・・力の応用 考えさせるということ
よく「○○先生は、子どもたちを育てるのがうまい」「○○先生の言うことは、子どもたちはよく聞く」という話を聞きます。確かにすばらしいことだし、私も見習いたいなと思うことばかりです。しかし、その○○先生から離れた場合の子どもたちは、どうなるのでしょうか。どのように行動するのでしょうか。「指導の本質」は、「○○先生を離れた時」に分かるのだと思います。その○○先生の言うことだけ聞く、○○先生ならうまくいく学級経営は、本物の教育ではありません。
「たった一人でも生き抜ける力」「たった一人でも考え抜く力」「いざという時は、仲間と協力できる力」を育てることが本物だと思いますし、それこそが「キャリア教育」であると思います。
そんなことを考えながら3学期は子どもたちに話をしています。今年も我がクラスながら、かわいい最高の子どもたちに成長しています。残り3か月。伝えるべきことをこれでもかというぐらい伝えています。手放したくないです。子どもたちも、4年生も先生がいい!!と言ってくれます。うれしいです。
しかし、そこで喜んでいるだけでは、無責任です。子どもたちが次の担任の先生になっても、もしくは転校しても、「生きて働く力」をつけてやりたいのです。大人になっても、「ああっ松森先生が言っていたのはこのことか!!」と思ってもらえるような「本物の力」をつけてやりたいのです。
そういう理由から、3学期は、「力の応用」「考えさせること」となっていますが、これは「担任離れ」を意識しながら指導なのです。
具体的な指導は、次回に・・・。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
同じテーマの執筆者
ご意見・ご要望、お待ちしています!
この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)
「教育エッセイ」の最新記事
