2014.09.08
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実践者として

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさんこんにちは。

二学期が始まり、いかがお過ごしでしょうか。

運動会の練習、学習に追われているのではないでしょうか。

とにかく、残暑に負けず、元気に過ごしていただきたいと思います。

さて、今回は、いつものテーマは少しお休みして、今思っていることを書きたいと思います。私事になってしまっていたらすみません。

私は時折、セミナーに登壇しています。登壇をすると、毎回、自己嫌悪に陥ります。「本当に自分は話をしている内容のことができているのだろうか。」と。

日常は自分の学校のことや学級のことで精一杯です。それでも合間を見つけて次のセミナーの時まで、準備をします。時にはぎりぎりになることもあります。

そして、何とか当日に間に合わせます。できるだけ、同じ話にならないように、同じプレゼンにならないようにしています。

そして、できるだけ、オリジナル性、提案性がある内容にしているつもりです。

しかし、最近、そのようなことが満足にできるいるのか・・・と言われればそうではないような気がしてきていました。

今、単著の原稿を書いています。書かせていただいていることはありがたいのですが、何か申し訳ないような感じになってしまうのです。

セミナーに来ていただいている方は、お休みの貴重な時間を削って、また、身銭も削って来て下さっています。中には、毎回、私に会いに来てくださる方もいます。

そんな方々の気持ちを考えると、毎回同じものはダメだし、オリジナル性、提案性があるものでなくてはならないなあと思ってしまうのです。

ですから、私がセミナーで登壇するなんて、非常におこがましいことなのです。

今年の夏は、セミナー登壇も極力控え、講習生として参加するセミナーも自分が本当に必要なセミナーに限定しました。

そうすることで、自分をもう一度顧みることにしたのです。

まだまだ、答えは出るはずなく、未熟なのですが、少しずつ登壇をしながら少しでもオリジナル性、提案性のあるものを講座で提供していきたいと思います。

私はいち実践者でしかありません。セミナーの前の日にあったことまでを中心に、悩んでいることやうれしかったこと、悔しかったことも含め、講座で話をしていきたいと思っています。

答えは一生でないと思います。

一生青春、一生勉強です。

今書いている単著も提案性のあるものにしていきたいと思っています。

楽しみにしていてください。

それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

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