2014.06.16
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子ども「プロ化」計画

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさん、こんにちは。 大分暑くなってきました。

教室でも熱中症が考えられます。

しっかりと対策を!!ですね。

私が勤めている寝屋川市(大阪府もかな?)は全教室にクーラーが入っていて、学習しやすい状況にありますが・・・。

クーラーがない学校の状況を知っているだけに、心ぐるしいです。

さて、今回は子ども「プロ化」計画なるものを紹介します。

よく掃除は黙ってするとか、隅々までするとか指導をしますよね。
しかし、それってあまり効果がありません。
私が今ままで勤務した学校、参観した学校で、全校として掃除が上手と思った学校はあまりありません。
掃除時間が、息抜きになっていたり、先生の目を盗んで何かをする場であったりしています。
おまけに、掃除時間がやたらにうるさいのです。

でも、先生は指導をしているのです。
指導の仕方が悪いのか・・・
いや、これは、今以上によい指導はないと思いますので、
「掃除の仕方」の指導と言うよりは、
「子どもたちの興味をくすぐるように」指導をするべきだなと思いました。

そこで、掃除のプロを決めようという話を子どもたちにしました。
これは、奈良の小学校教員の土作彰氏の「清掃士認定試験」が有名な実践ですが、
その土作氏の追試として考えました。

掃除は、一生使えるスキルだよと子どもたちに話をします。
そして、掃除に関して、筆記試験や実技試験を設け、
それを通過した者をプロと認定することを話しました。

それだけで、子どもたちはノリノリでした。
そして、受験資格を伝えました。

1.本校の生徒であること。

2.だまって掃除ができていること。

3.ごみが落ちていたら、いつでも拾えること。

この、2,3がポイントです。

これを伝えるだけで、わがクラスの掃除時間がびっくりするくらいに静かになりました。
そして、勝手に(笑)掃除をする子が続出しました。
今でも、そのような状態です。

先生がいつも見ていると思わせることも大切だと思いますが。

そして、実際に7月に試験もします。

このプロ化計画。
一人一役や当番活動、授業にも応用できるなと思いました。
掃除のプロは、全員をプロにすることを目的としますが、
そうでないものもあります。

例えば、「配りもののプロ」です。
単に配るだけでなく、
「どうぞ」が言えたり、
きちんと机に整理して置いたりと
「思いやり」をもって配れる者をプロとする。
ということもできます。

つまり、私の学級の「プロ」は「思いやり」があるかどうかで決まるのです。
いろいろな個性豊かな「プロ」を育成しようと思っています。

これは私の中でひさびさのヒット実践です!! それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

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