みなさん、こんにちは。
新しい学級はどうでしょうか。
縦糸が張れているでしょうか。
横糸が張れているでしょうか。
もうすぐ学級開きの1か月が終わりますね。
どのような手ごたえを感じられているでしょうか。
さて、前にも申しました通り今年は、学校の若手の指導もしています。
指導というか、一緒に学んでいます。
自分だったらどう授業を構成するか、そして、若手の先生方のよいところはどこか。
そんなことを常に考えながら、授業を参観させていただいたり、
自分自身が師範授業をしたりしています。
指導なんて本当におこがましいのですが・・・。
そして大きな喜びもあります。
私は毎日1回は若手のクラスに入ります。
本校のほとんどのクラスが若手で構成されています。
なので、短時間ながらどのクラスにも入り、雰囲気をつかみます。
そして、よいところと改善点を
必ず探します。
そして、放課後、その内容を手紙にして一人一人に渡します。
「松森先生、いつもありがとうございます。やる気がでました。」
「毎日、松森先生の手紙が楽しみなんです。」
と若手の先生方がおっしゃってくれます。
私の方こそ、勉強をさせてもらっています。
放課後、一人の若手が質問に来て、話をしていると何やら人の気配が・・・。
他の若手たちが盗み聞ぎをしていました。
感動しました。
今、現場は忙しいです。
少し昔、私が初任者のころは、放課後、先輩と話をして学んでいました。
しかし、今はそれができず、書類の作成などに追われています。
本校でも、もちろん書類の作成などはあるのですが、手際よくすませ、
少しでも学びたいという意欲ある若手が、私の回りに集まってきます。
時間は、工夫次第でいくらでもつくれるのです。
それが、一人二人ではありません。本校全員なのです。
本校の子どもたち、そして先生方のために、私も死力をつくし、
教師力アップを目指します。
若手の成長も楽しみな毎日です。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
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