2014.04.25
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本校の若手教員研修

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさん、こんにちは。
新しい学級はどうでしょうか。
縦糸が張れているでしょうか。
横糸が張れているでしょうか。

もうすぐ学級開きの1か月が終わりますね。
どのような手ごたえを感じられているでしょうか。

さて、前にも申しました通り今年は、学校の若手の指導もしています。
指導というか、一緒に学んでいます。
自分だったらどう授業を構成するか、そして、若手の先生方のよいところはどこか。
そんなことを常に考えながら、授業を参観させていただいたり、
自分自身が師範授業をしたりしています。

指導なんて本当におこがましいのですが・・・。

そして大きな喜びもあります。

私は毎日1回は若手のクラスに入ります。
本校のほとんどのクラスが若手で構成されています。
なので、短時間ながらどのクラスにも入り、雰囲気をつかみます。
そして、よいところと改善点を
必ず探します。

そして、放課後、その内容を手紙にして一人一人に渡します。

「松森先生、いつもありがとうございます。やる気がでました。」
「毎日、松森先生の手紙が楽しみなんです。」

と若手の先生方がおっしゃってくれます。

私の方こそ、勉強をさせてもらっています。

放課後、一人の若手が質問に来て、話をしていると何やら人の気配が・・・。
他の若手たちが盗み聞ぎをしていました。
感動しました。

今、現場は忙しいです。
少し昔、私が初任者のころは、放課後、先輩と話をして学んでいました。

しかし、今はそれができず、書類の作成などに追われています。

本校でも、もちろん書類の作成などはあるのですが、手際よくすませ、
少しでも学びたいという意欲ある若手が、私の回りに集まってきます。
時間は、工夫次第でいくらでもつくれるのです。

それが、一人二人ではありません。本校全員なのです。

本校の子どもたち、そして先生方のために、私も死力をつくし、
教師力アップを目指します。

若手の成長も楽しみな毎日です。

それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

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