2013.09.20
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教職員の「思いやり」育成教育

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさん、こんにちは。
気温も下がり、過ごしやすくなったのではないのでしょうか。
 
さて、「思いやり」シリーズです。
前回から、子たちへの直接の「思いやり」育成教育ではなくて、
今回も、我々教職員の「思いやり」育成教育について話をしたいと思います。
 
以前、配布物で思いやりを育成するという話をしました。
手渡し方、おき方、「どうぞ」「ありがとう」が言える。というものでした。
そして、職員室でも先生方の配布物を揃えて置くのが思いやりだという
話をしたと思います。
 
今回は、職員室でもっと大切なことをお話します。
 
先生方の職員室は居心地がよいですか?
気軽に相談ができますか?
気軽に食事や飲み会ができますか?
 
仕事が忙しいかもしれません。
もしかしたら、話しにくい人がいるかもしれません。
 
挨拶をきちんとしていますか?
挨拶は最低レベルの礼儀です。
 
話しにくい人は、大部分の方が、「言い方が厳しい」方だと思います。
確かに、「言い方が厳しい」「嫌味のような言い方」をされる方がほぼ悪いです。
直していただかなくてはならないこともあるでしょう。
 
いろいろな方が職員室にいらっしゃいます。
 
全員に自分が合わせる必要はありません。
 
「最低限の礼儀は尽くし、最低限は助け合うべき」なのです。
 
気持ちのよいあいさつ
失敗したらあやまる
何かをする時には、事前に相談をする
自分ができることから手伝う
何気に世間話をする
 
そういうところを意識して始めるとよいと思います。
 
あいさつだけでもよいです。
 
ずっと続けていくと、何かが変わります。
ふとしたきっかけに、話ができるようになります。
 
職員室に「思いやり」がなくなりつつあります。
みんな忙しい、書類整理に保護者対応・・・。
分かります。私も経験しました。
 
しかし、1人1人が最低限の礼を尽くし、最低限助け合うことを意識すれば、
すばらしい職員室に変わります。
 
食事会も飲み会も難しい場合があります。
そんな時は、安いお菓子でも用意して、
みんなに配ります。
それだけで、話も広がります。
 
先生方1人1人のつながりがないところに、
「思いやり」は生まれません。
 
人間ですから、合わない人もいるとは思いますが、
少しでも歩み寄る努力は、今の職員室には必要なのかと思います。
 
次のような話を聞いたことがあります。
 
指導案作成の相談を昔は、先輩教員にしていた。
しかし、今は、パソコンに相談をしている。
 
確かにそのとおりだと思いました。
 
今、私がしている、私的なセミナーなども、
昔は職員室の先輩方がしてくれていたことです。
 
職員室の先輩、後輩ともっと会話をしましょう!!
そして、職員室から「思いやり」を!!
 
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

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