みなさんこんにちは。
「思いやり」シリーズ。実践紹介ですが,今回は「拍手」についてです。
「拍手」は私の学級にとっては,学級経営の要です。「拍手」がないと,学級経営ができないと断言できるぐらい大切にしています。
山口県の中村健一先生は,学級開きで「1番大切なものは命,2番目は拍手」と話すぐらい,拍手を大切にしています。
数年前,「当たり前だけどとても大切なこと」(だったかな?)という外国の教育書で,「がんばった友達やお世話になった人には拍手をしよう。」という項目がありました。拍手は手軽にでき,かつ,強力な教育実践になります。
では,どう実践するのか。次のステップを踏むのが効果的でしょう。
(1)拍手の大切さを語る。
・話せなくても拍手はできる。
・スタンディングオベーションの大切さ。
(2)拍手の仕方
・細かく 速く 元気よく。
・手の合わせ方。
(3)いつ拍手をするのかを教える。
(3)については,担任の学級経営方針と子どもたちの状況によります。今年度の私の学級の場合(6年生)は・・・,
・がんばった友達がいたら拍手
・意見が同じだと思ったら拍手
・お世話になった人に最後に拍手
・ゲストティチャーなど来賓の方を出迎える時に拍手
・素直に反省できたら拍手
これを徹底しています。
最初は,教師主導で拍手を促していきました。しかし,今では,子どもたちから盛大な拍手が起こるようになりました。
たかが拍手,されど拍手です。
拍手を使ったゲームも次回紹介したいと思います。
ちょっと雰囲気がおかしいなと思った時ほど,拍手です。
雰囲気はつくれます。
困ったら,拍手をしてみましょう。
今回の実践は、山口のスーパーお笑い教師 中村健一先生の御実践を追試しております。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
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