みなさん、こんにちは。新しい学年、分掌は順調でしょうか?
私も、毎日6年生の子どもたちや保護者の皆様、主任の先生と楽しく過ごしています。
本当にありがたいことです。
さて、「思いやり」シリーズです。
今回は、思いやりも学力というお話です。
よく思われているのが、気持ちは教えるものではない、ということです。
確かに、押し付けはよくないですが、ある程度、気持ちも教えないと
友達にどう接してよいのか。分からない子が増えています。
クラスがうまくいかなかったり、子どもたちが言うことをきかない・・・という場合は、
ほとんどが、この「気持ち」を教えていないことが原因です。
もう少し詳しく言えば、その場その時の気持ちの持ち方や気持ちの整理の仕方、
接し方を教えるのです。
そして、できなければ、何度も繰り返していけばよいのです。
教師の体験談も交えながら行うと、より効果的です。
漢字や計算を教えるのと同じで、「気持ち」も教えないと、「思いやり」は
育ちません。道徳の時間だけでは、無理なのです。
ちなみに、道徳を教科にしようという話が出ていますが・・・・。
それとこれとは別です。私的には反対ですが。
というわけで、「思いやり」も学力と同じで、楽しみながら鍛えることができると
考えています。
教えるべきことは、きちんと教えるのです。
次回は、具体的な実践方法を紹介します。
それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)
大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。
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