運動会の季節。幸い,本校も台風の影響も受けず,先週の土曜日,無事に終えることができた。
忙しい行事も一段落し,ようやく腰を落ち着けて,授業研究やその他の業務に邁進できる季節がやって来た。私が1年間の中で,最も好きな季節だ。この機を逃さず,今年もしっかりと自己研鑽を積んでいきたいものだ。
執筆内容のプロット化
早いもので,この教育つれづれ日誌に寄稿させていただくようになってから,1年間という月日が流れた。
原稿提出〆切りまでの2週間という時間が,こんなにも短く感じたことはなかったが,幸い,この1年間,原稿が間に合わなかったこともほとんどなく(1回あったけど…),何とかここまできている。
さて,この1年間で,私の状況は劇的に変わったと言っても過言ではない。その最たるものは,学級通信の実践を,全国各地(と言っても西日本で4回ほど)で発表する場(官制研修ではないけれど…)を与えられるようになったことだ。本年度も,あと3~4回ほど,発表させていただける機会を頂戴している。(ホント,もったいないことです…。 ありがたいことです…。慎まなければ…。)
今は「学級通信」というツールを切り口として,主に学級経営についてお話しさせていただいてはいるが,次の段階についてもそろそろ視野に入れながら実践を積み重ねているところだ。
いずれにせよ,こうしてアウトプットする場をいただくようになり,日本全国の素晴らしい先生方の,優れた実践に触れる機会が増えたことにより,自分の勉強不足,力のなさを実感するとともに,さらにインプットしていくことの必要性を痛感しているところだ。この「教育つれづれ日誌」で連載されている,関田聖和先生もおっしゃっているが,多くのインプットなくして,より質の高いアウトプットはあり得ない。こんなこと,1年前には頭の片隅にもなかったことだ…。
されど,前述したように,アウトプットしてこそインプットの道(出会い)が切り開かれる側面も見逃せない。そこで,最近,遅まきながら,facebook及びブログをアウトプットの手段の一つとして活用することにした。
下がそのブログ。お暇な時があればちらりと覗いてみてやってください。
blog「豆腐のような教師になろう!」
さて,執筆開始1年間という節目である本稿では,この1年間,私が執筆してきた内容をプロット化してみたい。そうすることによって,この1年間の歩みを振り返るとともに,自分自身が今後の展望を持つ一助としたい。…という誠に独りよがりな稿となります…。あしからず…。
(注)プロット番号については,順序を編み直したため,実際に「教育つれづれ日誌」に掲載した番号と異なります。
心をつなげる学級経営 ~学級通信の巻?~【プロット(2012.10.6現在)】
1.通信のタイトル
実例1.通信のタイトルの解説(1)
実例2.通信のタイトルの解説(2)
実例3.通信のタイトルの解説(3)
実例4.通信のタイトルの解説(4)
1-2.通信のタイトル(視覚編)
2.実況中継(行事編)
実例5.実況中継(大山登山名珍場面)
実例6.実況中継(修学旅行珍道中)
実例7.実況中継(スキー教室滑らな~い話)
3.節目にはこんな通信を(学期末編)
実例8. 【学期末編】学習曲線から考える
実例9. 【3学期冒頭編】2012年「辰年」に臨む
実例10.【卒業式編】旅立ちの日に
実例11.【最終号編】雨上がりの空に
実例12.【学年始め編】学級通信「夢工房」
実例13.【夏休み前編】充実した時間を
実例14.【2学期冒頭編】リスタート=Restart=再起動
4.教師の思いや指導方針の発信
実例14.一を聞いて十動く ~高学年の動きの鉄則~
実例15.立場が人を創る ~本物の力はなってからつくんです~
実例16.【組立体操編】最大の見所は「1mmも動かない気をつけ」です
5.学級通信で子ども達の姿を!
実例17.【黄金の3日間編】黄金の3日間 27人の近況報告!!
6.学級通信で子ども達の紹介を!
実例18.「ちゃんこ鍋の具」「ONE PIECE」
7.子ども達と作る学級通信
実例19.修学旅行 真実の話
8.家庭学習の手引き
実例20.【期末テスト編】THE THINKING HOMESTUDY ~考える家庭学習~
9.名言・至言の活用
実例21.夏休みの家庭学習の心得
9-2.名言・至言の収集術
9-3.名言・至言の活用の際の留意点
10.行事解説
実例22.組立体操 OFFICIAL GUIDE 【London 2012 ~ Olympic Games ~】
今後,「特別図解」「保護者の声」「情報開示」「教育情報提供」「紙上企画」「授業記録」…などを順不同に綴っていきたいと思っている。無論,既に綴った1~10までの項にも立ち返りながら…。
我々の世界に,「実践が終わる」ということはもちろん,「提案,発信が終わる」ということも有り得ないが,上記をある程度網羅する原稿を全て書き終えたら,一区切りとなるのかな…。それがいつになるのかは分からないけど,その日が来るまで,引き続き,一歩一歩,粛々とアウトプット(=インプット)していきたい。

西村 健吾(にしむら けんご)
米子市立福米東小学校 教諭
「豆腐のような通信を!(1.マメで 2.四角く 3.やわらかく 4.面白く)」をモットーに、学級経営に果たす通信の役割を見直し、日夜創意工夫に励んでいます。一つの実践提供になれば…。
同じテーマの執筆者
ご意見・ご要望、お待ちしています!
この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)
「教育エッセイ」の最新記事
