2012.06.22
  • twitter
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • 印刷

楽しみながら鍛える

大阪府公立小学校教諭 松森 靖行

みなさんこんにちは。

梅雨に入りましたね。プールがあるのに・・・。北海道のみなさんがうらやましいです。

 さて、先日、広島で開催された徹底反復研究会の会で70分、お話をさせていただく機会がありました。

 「授業をしながら学級づくり」ということを中心に話をさせていただきました。授業づくりと学級づくりを解離して考えていると、うまくいきません。

 「授業をしながら教師と子どもがつながる。」「授業をしながら子どもと子どもがつながる。」のです。

 そのためには、厳しいだけの授業、教師だけがつっぱしる授業ではいけないのです。

 「授業をしながら全員が仲良くなる」とイメージしてください。

 その方法として、「楽しみながら鍛える」ことをずっと提唱しています。

 これは、同時に登壇した東京の教育の鉄人こと杉渕先生、広島の徹底反復研究会の友田先生、そして、私の3人が共通して提唱したことです。打ち合わせも何もなかったのですが、3人とも「楽しみながら」を強調していました。

 具体的な例を紹介しましょう。

 陰山先生の100マス計算。それを応用した杉渕先生の10マス計算。多くされている実践ですが、両方とも、毎日反復することが重要になっています。

 しかし、普通にしていたのでは、子どもたちはあきます。そこで、100マスなら、問題を小さく印刷し、配布する。子どもたちは、「えっっ!」と言いながらもがんばって何とかやってみる。集中力も増します。10マス計算なら、班でリレーのようにできます。これだけで子どもたちは燃えます。

 まだまだ実践例はあるのですが、次回紹介します。

 講座では、「どのようにしたら、そのような実践を考えることができるのですか。」という質問がありました。

 「こんなの学校でやっていいの???」ということをやっていったらいいです。という話をしました。常識にとらわれていては、いけません。

 詳しくは次回に・・・。それでは。

松森 靖行(まつもり やすゆき)

大阪府公立小学校教諭
休日には全国の教員セミナーに講師・受講者として参加、仲間と切磋琢磨しています。2014年度は大阪府の教員となり、若手教員研修を担当。若手の皆さんと一緒に学び直しをしています。

同じテーマの執筆者

ご意見・ご要望、お待ちしています!

この記事に対する皆様のご意見、ご要望をお寄せください。今後の記事制作の参考にさせていただきます。(なお個別・個人的なご質問・ご相談等に関してはお受けいたしかねます。)

pagetop