2012.03.14
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うまくいかない原因は外部じゃなく、内部にある!

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長 安居 長敏

ある、国道筋の飲食店が閉店した。

店主曰く、

「近くに牛丼屋さんや大型レストランが出来た」
「不況のあおりもあって、客が来なくなった」

・・・等々。

でも、理由はそれだけだろうか?

周りに新しいライバル店ができたとき、何か対策はしたのか。
料理やサービスの見直しなど、工夫できる余地はなかったのか。

何かがうまくいかなくなると、私たちはついついその原因(理由)を、「外部」に求めたがる。
でも、実際よく調べてみると、外部以上に「内部」に原因がある・・・ってことが、案外多い。

先日の改革プロジェクト会議の議論の中で、また塾訪問から戻った先生から、
本校を例に出して、偶然、そんな話を立て続けに聞いた。

「外部要因思考といってね。うまくいかない原因を外に求めている限り何も変えられませんよ」
「マーケットがあるかどうか、調べて確かめればいい」
「ニーズがなければ掘り起こせばいい」

これらは、『走る男になりなさい』(本田直之:著)の一節。

本校に何が足りないのか・・・

よもや冒頭の飲食店と同じことにはなるまいな。

安居 長敏(やすい ながとし)

滋賀学園中学高等学校 校長・学校法人滋賀学園 理事・法人本部事務局 総合企画部長
私立高校で20年間教員を務めた後、コミュニティFMを2局設立、同時にパソコンサポート事業を起業。再び学校現場に戻り、21世紀型教育のモデルとなる実践をダイナミックに推進中。

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