みなさん、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
現在担任している6年生の登校日は、残すところ53日となりました。
三学期には、様々な行事があるので、きっとあっという間に卒業式を迎えてしまうのだろうと思います。それを考えると、今から涙がこぼれ落ちそうになります。別れはどんなときでも、悲しいですね。
では、これからの6年生の活動について、書き出してみようと思います。
新学期が始まったら、書き初め展があります。それで早速、書き初めをします。書き初め用の半紙が大きく教室では場所が狭いので、6年生全員で体育館を使って行います。これから体育館は気温が低くなるので、日差しがある暖かな日に行いたいと思っています。
それから、1月下旬には展覧会があります。出展する作品は二学期中に仕上がっていますが、5年生との共同作品を作り始めなければなりません。本校の展覧会のテーマは「宇宙」です。共同作品では、地球にいる自分たちが、宇宙に向かって夢を届けようとしている様子を作り上げる予定です。それから、宇宙船に乗って、宇宙旅行をしている気分になれるような、空間を作ります。低学年の子どもたちが、楽しんでくれると嬉しいです。
2月には「6年生を送る会」と、謝恩会が開かれます。そのために、音楽の授業では合奏に挑戦します。また、クラスでは、6年間を振り返っての劇を練習する予定です。冬休み中に元となる台本を書いたのですが、子どもたちと話し合いながら、劇を創っていこうと考えています。保護者のみなさんに感謝の気持ちが伝わるような劇にしたいと思います。
そして、3月には卒業式が行われます。そのために、卒業式で歌う合唱の練習、呼びかけの練習があります。呼びかけも言葉も、担当の子どもたちと話し合って決める予定です。それから、証書授与などの式典に関する練習もあります。
2学期から準備を始めている卒業文集も仕上げなければなりませんし、普段の授業でも復習を重ね、中学校進学に向けて力をつけていく必要もあります。
このように、53日間にやらなければならないことは、とてもたくさんあります。
でも、ひとつひとつのことがらを精一杯にやっていけるように、担任団が力を合わせて支えていこうと思っています。
ところで、今年は辰年。天を目指して上っていくように、向上心を忘れずに、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
今年の私の抱負は、長年研究を続けてきたことを、多くのみなさんに伝えることです。
現在、通常学級には、不登校や発達障害などによって、生きにくさを感じている子どもたちが在籍しています。私は、そういった子どもたちが、自分らしさを失わずに、自信をもって楽しい学校生活が送れるようにと願っています。
そのために、若手の先生たちに、私がやってきた仕事について伝えていくこと、保護者のみなさんにも理解を得られるように伝えていくことが大事だと思います。
つたない文章ですが、このつれづれ日誌を通して、有用な情報をお届けできるように頑張っていくつもりですので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

荒畑 美貴子(あらはた みきこ)
特定非営利活動法人TISEC 理事
NPO法人を立ち上げ、若手教師の育成と、発達障害などを抱えている子どもたちの支援を行っています。http://www.tisec-yunagi.com
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