2011.04.07
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自己紹介を そして書きたいことを

北海道札幌養護学校 教諭 青木 一真

お見舞い申し上げます

 まずは、先の震災で大切なものを無くされた方がたにお見舞い申し上げます。同じ思いには、ほんの少し近づけるだけです。できることと言えば募金ぐらいでした。そして応援すること。僕でもできることを今後も考えたいと思います。

 

自己紹介そして書きたいことを

 「僕なんか」「僕でも」「僕だから」
 この3つが僕を紹介するキーワードかなと思います。
 常にこの3つの思いの上でバランスを取りながら生きている気がします。

 みなさん初めまして。
 4月からこちらで書かせていただくことになった青木一真です。
 北海道にある札幌養護学校の小学部教員です。

 僕の紹介をつづけますね。

 一昨年まで主にしていた教育相談や研修会講師等の仕事で、敬意を払っていただいても、それは「立場」に対してで「僕」に頭を下げている訳ではないことも感じてました。
 ただ、その立場だからこそできることを精一杯やってきました。僕にも役に立てることがあるはずだと。ただ、僕でも良いのだろうかという思いも同時に。
 こう書くと謙虚に見えますが、「過剰な自信を装い自分をごまかす」のも得意です。(めんどくさい人なんです。)

 

 この原稿を書いているのは入学式・始業式前です。学校は一番忙しい時期ですよね。
 昨年の春に僕は、こちらに転任してきました。
 道外の方に驚かれることもあるのですが、道立の特別支援学校で転勤というとほとんど長距離の引っ越しが伴います。
 広い地域に特別支援学校がまんべんなく配置されてますから、異動で600kmほど離れた町になんて事もあります。
  徹夜で引っ越しや片付けを済ませ、ふらふらしながら転任のあいさつをしていた去年の春。8年ぶりの学級担任。意気込みの割にはたいした指導もできずあっという間に一年は終わってしまいました。

 今年度は5年生の担任です。クラスは5人。自閉症が困難さのバックにあるお子さんがほとんどです。
 いかに特性に基づくバリアを下げてあげられるかが、学級設営の大きなテーマです。どのように作っていったかを写真も交えて今後紹介できればと思います。

 活動と参加のスムーズさを保障し、次は何を教えていくかです。認知的には高くないお子さんが多そうなのですが、教材なども紹介できればと思います。

 地域との連携もしっかりしていきたいなと思います。

 しょせん僕の仕事なので自信もなく恥ずかしいのですが、必要な方にとってのヒントや反面教師的な材料にもなれば良いと思うのですがどうでしょうか。今後の展開を楽しみにしていただければ幸いです。

 こちらに赴任する前、3年間は特別支援教育コーディネーターのお仕事をさせていただきました。その中で感じたこと学んだことも数多くあります。田舎でしたので割に幅広いケースに関わる事ができたかなと思います。コーディネーター業務に関しては僕なりの思いを持ってやってきました。機会があれば語れる範囲で触れてみたい話題です。

  僕の書くものがどれだけみなさんのお役に立つのかは不安です。
 ただ、この場で僕の迷いやつまずきを共有していただけるなら少しは役にも立てるのかなと思います。

 あくまでも学級担任ですので、現場視点の話題が多くなるかなと思います。どちらかと言えば「僕の日記」的な内容になるかも知れません。
 小1と2歳の息子についての子育て話題も出るかも知れません(ネタに行き詰まったら登場しそうです。)。

 これから、「僕だから言えること」もあるといいなと思っています。(前任の遊佐さん、感謝しています)
 
 さして推敲もせず、勢いで書き付けた文章。大変読みづらかったですよね。失礼しました。twitterもしていますので、そちらで感想などを聞かせていただけると嬉しいです(お時間があれば探してみて下さい)。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
 

青木 一真(あおき かずま)

北海道札幌養護学校 教諭
前任校では特別支援教育コーディネーターを3年間務めさせていただきました。昨年度、異動と共に久しぶりの学級担任に戻り右往左往。良い教育を迷いつつ模索する日々です。

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