2011.03.03
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未だに恐るべし 専門紙の効果

栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭 鷺嶋 優一

 関東地方では、春一番が吹き荒れたそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
花粉症に悩まされてはいませんか。私はこれまで花粉症については、
「自分は花粉症じゃない。」
と言い聞かせ、気合で乗り越えてきました。(そんな人、周りにいませんか?)
そんな自分をユニークな存在だと自負していたのですが、つい最近、同じように
「私は花粉症じゃない、と言い聞かせているんですよ。」
と言いながら笑っている人と出会いました。正直、
「変な人」
と思ってしまい、同じようなことを言っている自分にも呆れて、その宣言をやめたところです。

 変な前置きが長くなってしまいましたが、本日のお題は、「未だに恐るべし 専門紙の効果」
 実は私ごとですが、つい最近、某教育新聞に私に関するある記事が載りました。県内の教職員の多くが目にする専門紙であります。その新聞の中に、一人の教師の特技や趣味を紹介するコーナーがあります。学校の中でだれかを出さなくてはならなくなり、私に白羽の矢が当たってしまったのです。
 内容は自分の趣味である家族キャンプを取り上げてもらい、同じ職場の人に原稿を書いてもらいました。
 
 その新聞が発行されると、なんとあちらこちらから、
「見たよ。」
という声がたくさん寄せられたのです。私にだけでなく、妻にも。そして中学生の子供にも
「見たよ。ご主人(お父さん)載ってたね。」
という声声声。
 もちろんそんなにすごいキャンプをしているわけではなく、また記事も小さく取り上げているものです。
 でも、毎回みなさん、「誰が載るのかなあ。」と一応気にしているようなコーナーなわけで、ネットがこれほど普及している昨今でありますが、興味関心の度合いによってまだまだ新聞も威力ありといったところでしょうか。

 この新聞に負けないように、つれづれ日誌もがんばっていきたいと、花粉症によるくしゃみを繰り返しながら思っている次第です。
 ではまた。

鷺嶋 優一(さぎしま ゆういち)

栃木県河内郡上三川町立明治小学校 教諭
この春、勤務校が変わりました。異動したての新鮮な気持ちをダイレクトにつづりたいと思います。そして「ICTと幸せ」についても小学校教育の視点から考えます。

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