2011.02.18
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「いのちの教育」第12回子どもといのちの教育研究大会について

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校 教諭 北川 誠

 毎回この場をお借りして告知させていただいています私が所属する教育学会「いのちの教育」/第12回子どもといのちの教育研究大会が開かれます。今年の研究大会は「いのちの教育を支えるもの」をメインテーマに据え今月26日大正大学西巣鴨キャンパスで行われます。

1998年春、東京と名古屋でアメリカからDr.Bouldenを招いて「子どもが『さようなら』っていうとき~子どもの死について考える」というシンポジウムがおこなわれました。「子どもといのちの教育研究会」は、そのとき集まったひとびとが再び集まれる機会を設定しようと発案されました。
 
「子ども」は、とりあえず学齢期の子どもを中心として考えたいと思います。でも、親からみれば子どもはいくつになっても子どもなのですから、年齢を区切る必要はないのかもしれません。「いのち」は文字どおりの命だけでなく、もう少しはばをひろげて考えたいと思います。たとえば、いじめや暴力あるいは虐待なども、他者の存在を傷つける行為であり、「いのち」をあやうくすることだと考えます。「教育」は、学校、家庭、地域、社会と子どもをとりまくあらゆる場での、子どもにかかる「教育的いとなみ」を考えています
 これらの領域とテーマに感心のあるひとびとの知恵と経験を一同に集め、互いに学び合う場がこの会なのです。

この文章をお読みになって会の活動に興味のある方は、下記のホームページにアクセスしてみてください。
http://inochimanabu.blog59.fc2.com/blog-entry-25.html
第12回大会の詳しい情報をダウンロードすることができます。この研究大会をきっかけに、子どもといのちを考える輪がまた大きく広がることを期待し、会員としてひとりでも多くの方のご参加をお待ちしております 。

北川 誠(きたがわ まこと)

埼玉県朝霞市立朝霞第十小学校 教諭
「駄洒落」を立派な日本の文化・言葉の見立てと考え、子どもたちからは「先生 寒~い」と言われてもめげず連発してます。モットーは「花には水を人にはユーモアを」。

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